メッセージの出力形式は、以下になります。
コマンド名: エラー種別: メッセージID: メッセージ本文
[YYYY/MM/DD_hh:mm:ss] コマンド名: エラー種別: メッセージID: メッセージ本文
YYYY/MM/DD_hh:mm:ssは、システムコマンドを実行した日時です。
YYYY:年(西暦年4桁)
MM:月(01~12)
DD:日(01~31)
hh:時(00~23)
mm:分(00~59)
ss:秒(00~59)
エラー種別: メッセージ内容 (メッセージ番号)
SQLSTATE: 日時 [プロセスID]: [内部コード-1] user = ユーザー名,db = データベース名,remote = クライアントIPアドレス(ポート番号) app = アプリケーション名 エラー種別: メッセージ内容 (メッセージ番号)
参照
SQLSTATEの詳細は、“PostgreSQL文書”の“付録”の“PostgreSQLエラーコード”を参照してください。
注意
システムコマンドが標準出力に出力するメッセージで、「コマンド名: 」は表示されない場合があります。
サーバメッセージのログに出力されるメッセージを監視する場合の注意事項
サーバメッセージを監視する場合は、SQLSTATEでの監視を行ってください。以下に、SQLSTATEで監視する場合の設定方法と注意事項を示します。
設定方法
“3.12.14 パラメーター変更”の“エラーログの設定”を参照してください。
注意事項
ユーザー名、クライアントIPアドレス(ポート番号)、アプリケーション名は空白になる場合があります。
メッセージ番号は複数出力される場合があります。
アプリケーションに返却されるメッセージを監視する場合の注意事項
SQLSTATEは、アプリケーションに返却されるメッセージに出力することができます。以下に、出力する場合の設定方法と注意事項を示します。
設定方法
SET文でlog_error_verbosityパラメーターの値をVERBOSEに設定してください。
C言語ライブラリを使用したアプリケーションで、PQsetErrorVerbosity関数を使用して、メッセージの冗長度をPQERRORS_VERBOSEに設定してください。
注意事項
C言語ライブラリを使用したアプリケーションに返却されるメッセージの場合だけ、SQLSTATEが出力されます。
ユーザー名、クライアントIPアドレス(ポート番号)、アプリケーション名は空白になる場合があります。
メッセージ番号は複数出力される場合があります。
メッセージ内容にメールアドレス(“pgsql-bugs@postgresql.org”)が出力され、エラーの原因が特定できない場合には、当社技術員に連絡してください。
例
サーバメッセージのログに出力されるメッセージ
38000: 2014-01-20 16:49:28 JST [16808]: [1-1] user = Administrator,db = testdb,remote = ::1(65424) app = psqlERROR: The specified foreign table is not defined