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Symfoware Analytics ServerV12.2.0 利用ガイド
FUJITSU Software

K.1.1 出力形式

メッセージの出力形式は、以下になります。

システムコマンドが標準出力に出力するメッセージの形式
コマンド名: エラー種別: メッセージID: メッセージ本文
システムコマンドがログに出力するメッセージの形式
[YYYY/MM/DD_hh:mm:ss] コマンド名: エラー種別: メッセージID: メッセージ本文

YYYY/MM/DD_hh:mm:ssは、システムコマンドを実行した日時です。

  • YYYY:年(西暦年4桁)

  • MM:月(01~12)

  • DD:日(01~31)

  • hh:時(00~23)

  • mm:分(00~59)

  • ss:秒(00~59)

カラムナテーブルアクセス時にアプリケーションに返却されるメッセージの形式
エラー種別: メッセージ内容 (メッセージ番号)
カラムナテーブルアクセス時にサーバメッセージのログに出力されるメッセージの形式
SQLSTATE: 日時 [プロセスID]: [内部コード-1] user = ユーザー名,db = データベース名,remote = クライアントIPアドレス(ポート番号) app = アプリケーション名 エラー種別: メッセージ内容 (メッセージ番号)

参照

SQLSTATEの詳細は、“PostgreSQL文書”の“付録”の“PostgreSQLエラーコード”を参照してください。

注意

  • システムコマンドが標準出力に出力するメッセージで、「コマンド名: 」は表示されない場合があります。

  • サーバメッセージのログに出力されるメッセージを監視する場合の注意事項
    サーバメッセージを監視する場合は、SQLSTATEでの監視を行ってください。以下に、SQLSTATEで監視する場合の設定方法と注意事項を示します。

    • 設定方法
      3.12.14 パラメーター変更”の“エラーログの設定”を参照してください。

    • 注意事項

      • ユーザー名、クライアントIPアドレス(ポート番号)、アプリケーション名は空白になる場合があります。

      • メッセージ番号は複数出力される場合があります。

  • アプリケーションに返却されるメッセージを監視する場合の注意事項
    SQLSTATEは、アプリケーションに返却されるメッセージに出力することができます。以下に、出力する場合の設定方法と注意事項を示します。

    • 設定方法

      • SET文でlog_error_verbosityパラメーターの値をVERBOSEに設定してください。

      • C言語ライブラリを使用したアプリケーションで、PQsetErrorVerbosity関数を使用して、メッセージの冗長度をPQERRORS_VERBOSEに設定してください。

    • 注意事項

      • C言語ライブラリを使用したアプリケーションに返却されるメッセージの場合だけ、SQLSTATEが出力されます。

      • ユーザー名、クライアントIPアドレス(ポート番号)、アプリケーション名は空白になる場合があります。

      • メッセージ番号は複数出力される場合があります。

  • メッセージ内容にメールアドレス(“pgsql-bugs@postgresql.org”)が出力され、エラーの原因が特定できない場合には、当社技術員に連絡してください。

サーバメッセージのログに出力されるメッセージ

38000: 2014-01-20 16:49:28 JST [16808]: [1-1] user = Administrator,db = testdb,remote = ::1(65424) app = psqlERROR: The specified foreign table is not defined