ページの先頭行へ戻る
Symfoware Analytics ServerV12.2.0 利用ガイド
FUJITSU Software

J.2.16 symassetmltenv

概要

DWHサーバをマルチサーバ構成に登録します。
本コマンドは、プライマリサーバ上でパラメーターなしで実行することでマルチサーバの一覧を表示できます。

コマンド格納先

Windows[DWHサーバのインストールディレクトリ]\bin

Linux/opt/FJSVsymas/bin

呼出し形式

Windowssymassetmltenv.bat
[サーバ区分]
[接続情報]
[接続ポート番号]
[DWHサーバ名]
Linuxsymassetmltenv.sh \
[サーバ区分] \
[接続情報] \
[接続ポート番号] \
[DWHサーバ名]

実行ユーザー

WindowsDWHサーバ管理者ユーザー

Linuxスーパーユーザー

パラメーターの説明

パラメーター

意味

省略時の操作

補足事項

サーバ区分

DWHサーバのサーバ区分を指定します。

省略不可

  • 本コマンドを実行しているDWHサーバの区分を指定します。

    • プライマリサーバ: -P

    • セカンダリサーバ: -S

接続情報

接続サーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。

省略不可

  • サーバ区分がプライマリサーバの場合には、追加するセカンダリサーバのホスト名またはIPアドレスを指定してください。

  • サーバ区分がセカンダリサーバの場合には、プライマリサーバのホスト名またはIPアドレスを指定してください。

接続ポート番号

接続サーバのポートを指定します。

省略不可

  • サーバ区分がプライマリサーバの場合には、追加するセカンダリサーバの接続ポート番号を指定してください。

  • サーバ区分がセカンダリサーバの場合には、プライマリサーバの接続ポート番号を指定してください。

本パラメーターには、必ず“2638”を指定してください。

DWHサーバ名

マルチサーバ構成に登録するDWHサーバ名を指定します。

省略不可

  • セカンダリサーバで登録するDWHサーバ名を指定してください。

  • システム全体で一意となる名称を128バイト以下の半角英数字で指定してください。

  • マルチサーバ構成に登録済のDWHサーバ名は、プライマリサーバで本コマンドをオプション無しで実行することで確認できます。

復帰情報

復帰コード

意味

0

正常終了

0以外

異常終了

マルチサーバ構成に登録済のサーバの確認方法

パラメーターなしで“sysassetmltenv.sh”を実行した場合、標準出力にマルチサーバ構成の一覧が表示されます。

1,"symfoas","primary","host=10.xxx.yyy.zzz:2638,(ooo::ppp:qqq:rrr:sss):2638"
2,"symfoas_1","secondary","host=10.aaa.bbb.ccc:2638"

カラムは以下です。

  • id(自動採番済のID)

  • DWHサーバ名

  • サーバ種別

  • 接続情報(IPアドレス:ポート)

出力メッセージ

メッセージは、以下のセットアップログファイルに出力されます。メッセージの詳細は、“付録K メッセージ”を参照してください。

当社技術員に連絡する場合に採取する情報

注意

  • 単一サーバ構成の場合は、実行しないでください。

  • symassetmltenvコマンドの実行時には、Symfoware Analytics Serverのほかの操作(コマンドやSQL文の実行など)を行わないでください。

  • 事前にセットアップコマンド(symassetup)で、マルチサーバ構成としてセットアップしておく必要があります。

  • プライマリサーバで実行する場合、Symfoware Analytics Serverが起動している必要があります。

  • すでに登録済みのサーバ名を指定した場合、本コマンドは異常終了します。