概要
DWHサーバをマルチサーバ構成に登録します。
本コマンドは、プライマリサーバ上でパラメーターなしで実行することでマルチサーバの一覧を表示できます。
コマンド格納先
[DWHサーバのインストールディレクトリ]\bin
/opt/FJSVsymas/bin
呼出し形式
symassetmltenv.bat [サーバ区分] [接続情報] [接続ポート番号] [DWHサーバ名]
symassetmltenv.sh \ [サーバ区分] \ [接続情報] \ [接続ポート番号] \ [DWHサーバ名]
実行ユーザー
DWHサーバ管理者ユーザー
スーパーユーザー
パラメーターの説明
パラメーター | 意味 | 省略時の操作 | 補足事項 |
サーバ区分 | DWHサーバのサーバ区分を指定します。 | 省略不可 |
|
接続情報 | 接続サーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 | 省略不可 |
|
接続ポート番号 | 接続サーバのポートを指定します。 | 省略不可 |
本パラメーターには、必ず“2638”を指定してください。 |
DWHサーバ名 | マルチサーバ構成に登録するDWHサーバ名を指定します。 | 省略不可 |
|
復帰情報
復帰コード | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
0以外 | 異常終了 |
パラメーターなしで“sysassetmltenv.sh”を実行した場合、標準出力にマルチサーバ構成の一覧が表示されます。
1,"symfoas","primary","host=10.xxx.yyy.zzz:2638,(ooo::ppp:qqq:rrr:sss):2638" 2,"symfoas_1","secondary","host=10.aaa.bbb.ccc:2638"
カラムは以下です。
id(自動採番済のID)
DWHサーバ名
サーバ種別
接続情報(IPアドレス:ポート)
出力メッセージ
メッセージは、以下のセットアップログファイルに出力されます。メッセージの詳細は、“付録K メッセージ”を参照してください。
メッセージの形式
[DWHサーバのインストールディレクトリ]\var\log\symassetmltenv.log
/var/opt/FJSVsymas/log/symassetmltenv.log
当社技術員に連絡する場合に採取する情報
コマンドライン
メッセージの内容
セットアップログファイル
注意
単一サーバ構成の場合は、実行しないでください。
symassetmltenvコマンドの実行時には、Symfoware Analytics Serverのほかの操作(コマンドやSQL文の実行など)を行わないでください。
事前にセットアップコマンド(symassetup)で、マルチサーバ構成としてセットアップしておく必要があります。
プライマリサーバで実行する場合、Symfoware Analytics Serverが起動している必要があります。
すでに登録済みのサーバ名を指定した場合、本コマンドは異常終了します。