概要
データベースリンク機能使用時のODBCドライバの登録、データソース、ドライバ構成の登録、変更、削除を実施します。
コマンド格納先
/opt/FJSVsymas/bin
呼出し形式
ODBCドライバの登録
arax_dsn.sh -r ODBCドライバが格納されているディレクトリの絶対パス
データソースの登録
arax_dsn.sh -a -s -f データソースファイル配置場所の絶対パス
データソースの変更
arax_dsn.sh -m -s -f データソースファイル配置場所の絶対パス
データソースの削除
arax_dsn.sh -d -s -n データソース名
データソースの登録内容の確認
arax_dsn.sh -p -s -n データソース名
ドライバ構成の登録
arax_dsn.sh -a -D -f ドライバ構成ファイル配置場所の絶対パス
ドライバ構成の変更
arax_dsn.sh -m -D -f ドライバ構成ファイル配置場所の絶対パス
ドライバ構成の削除
arax_dsn.sh -d -D -n ドライバ構成名
ドライバ構成の登録内容の確認
arax_dsn.sh -p -D -n ドライバ構成名
実行ユーザー
スーパーユーザー
パラメーターの説明
パラメーター | 意味 | 説明 |
---|---|---|
-r | ODBCドライバの登録時に、ODBCドライバが格納されているディレクトリを指定します。 |
|
-a | データソース、ドライバ構成の登録時に指定します。 | -fで指定したデータソース登録ファイル、またはドライバ構成ファイルの内容を登録します。 |
-m | データソース、ドライバ構成の変更時に指定します。 | -fで指定したデータソース設定ファイル、またはドライバ構成ファイルの内容に更新します。 |
-d | データソース、ドライバ構成の削除時に指定します。 | -nで指定したデータソース、またはドライバ構成の設定を削除します。 |
-p | データソース、ドライバ構成の内容の確認時に指定します。 | -nで指定したデータソース、またはドライバ構成の内容を表示します。 |
-s | データソースの設定時に指定します。 | -rオプションを指定している場合は無視されます。 |
-D | ドライバ構成の設定時に指定します。 | -rオプションを指定している場合は無視されます。 |
-f | データソース登録ファイル、またはドライバ構成ファイルの配置場所を指定します。 |
|
-n | データソース名、またはドライバ構成名を指定します。 |
|
復帰情報
復帰コード | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
0以外 | 異常終了 |
出力メッセージ
メッセージは標準出力に出力されます。メッセージの詳細は、“付録K メッセージ”を参照してください。
当社技術員に連絡する場合に採取する情報
コマンドライン
メッセージの内容
データソースファイル
ドライバ構成ファイル
実行例
ODBCドライバの登録を行います。
/opt/FJSVsymas/bin/arax_dsn.sh -r /tmp/odbcdriver
データソースの登録を行います。
/opt/FJSVsymas/bin/arax_dsn.sh -a -s -f /tmp/dsn.txt
dsn.txtの記載例
[foreign_dsn] host=192.0.2.0:26500 UID=foreign_user Password=foreign_passwd Driver=foreign_driver Database=db1
ドライバ構成の登録を行います。
/opt/FJSVsymas/bin/arax_dsn.sh -a -D -f /tmp/driver.txt
driver.txtの記載例
[foreign_driver] Driver=libodbc.so
データソースの削除を行います。
/opt/FJSVsymas/bin/arax_dsn.sh -d -s -n foreign_dsn
ドライバ構成の削除を行います。
/opt/FJSVsymas/bin/arax_dsn.sh -d -D -n foreign_driver