fluentdを利用したデータ連携で行うデータ処理について説明します。
fluentdを利用したデータ連携では、データ連携エージェントが収集したデータをデータ連携サーバへ転送します。そのあと、データ連携サーバでは、受信したデータを処理してSymfoware Analytics Serverに格納します。
データ連携エージェントおよびデータ連携サーバ間のデータ処理の流れは、以下のとおりです。
基幹システムから収集したログのデータを入力プラグインでJSON形式データに変換して、日時とタグ情報を付加します。
変換したデータをデータ連携サーバへ転送します。
データ連携エージェントからデータを受信します。
受信したデータをもとにCSVファイルを作成します。CSVファイルのデータには、受信したデータに加えてODSに格納するデータに変換した日時を追加します。また、以下のカラム構成でCSVファイルを作成します。
fluentd_id_time
CSVファイルの作成日時を格納します。
fluentd_time
データ連携エージェントでのログ収集日時を格納します。
fluentd_tag
データ連携エージェントのタグ名を格納します。
col1,col2,…,colN
JSON形式データをCSV形式に変換したデータを格納します。
データ連携サーバでは、データ連携エージェントで作成したJSON形式データをCSV形式に変換します。
データの変換処理について、データ連携エージェントおよびデータ連携サーバのデータの例を以下に示します。