以下の各コマンドを実行してデータベースサーバ機能の起動状態を確認します。
pg_ctl
以下の手順でデータベースの起動状態を確認します。
DWHサーバへの接続
DWHサーバ管理者ユーザーでDWHサーバにログインします。
pg_ctlコマンドの実行
DWHサーバ管理者ユーザーでコマンドプロンプトを“管理者として実行”モードで起動します。
そのあと、以下を指定して、pg_ctlコマンドを実行します。
モードは、“status”を指定します。
-Dオプションは、データベースのデータ格納先ディレクトリを指定します。-Dオプションを省略した場合、PGDATA環境変数の値が使用されます。
「pg_ctl: サーバが動作中です」と表示された場合は、正しく動作しています。
例
例1)起動状態の場合
> pg_ctl status -D C:\rowdbdata pg_ctl: サーバが動作中です(PID: 1234)
例2)未起動状態の場合
> pg_ctl status -D C:\rowdbdata pg_ctl: サーバが動作していません
sc query
カラムナテーブルを利用するためのサービスの起動状態を確認します。
DWHサーバ管理者ユーザーでDWHサーバにログインしたあと、コマンドプロンプトを起動して、以下のコマンドを実行します。
C:\>sc query "Symfoware Analytics Server symfoas" SERVICE_NAME: Symfoware Analytics Server symfoas TYPE : 110 WIN32_OWN_PROCESS (interactive) STATE : 4 RUNNING (STOPPABLE, NOT_PAUSABLE, ACCEPTS_SHUTDOWN) WIN32_EXIT_CODE : 0 (0x0) SERVICE_EXIT_CODE : 0 (0x0) CHECKPOINT : 0x0 WAIT_HINT : 0x0
コマンドの出力結果の中で、“STATE”の値を確認することで、サービスの状態を確認できます。“STATE”の値が“4 RUNNING”であれば、正しく動作しています。
参考
“STATE”の値と意味を以下に示します。
値 | 意味 |
---|---|
1 STOPPED | 停止中 |
2 START_PENDING | 実行開始中 |
3 STOP_PENDING | 停止移行中 |
4 RUNNING | 実行中 |