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Symfoware Analytics ServerV12.2.0 利用ガイド
FUJITSU Software

Windows3.5.1 Windowsの場合の状態確認

3.5.1.1 データベースサーバ機能の状態確認

以下の各コマンドを実行してデータベースサーバ機能の起動状態を確認します。

pg_ctl

以下の手順でデータベースの起動状態を確認します。

  1. DWHサーバへの接続
    DWHサーバ管理者ユーザーでDWHサーバにログインします。

  2. pg_ctlコマンドの実行
    DWHサーバ管理者ユーザーでコマンドプロンプトを“管理者として実行”モードで起動します。
    そのあと、以下を指定して、pg_ctlコマンドを実行します。

    • モードは、“status”を指定します。

    • -Dオプションは、データベースのデータ格納先ディレクトリを指定します。-Dオプションを省略した場合、PGDATA環境変数の値が使用されます。

    「pg_ctl: サーバが動作中です」と表示された場合は、正しく動作しています。

    例1)起動状態の場合

    > pg_ctl status -D C:\rowdbdata
    pg_ctl: サーバが動作中です(PID: 1234)

    例2)未起動状態の場合

    > pg_ctl status -D C:\rowdbdata
    pg_ctl: サーバが動作していません

sc query

カラムナテーブルを利用するためのサービスの起動状態を確認します。
DWHサーバ管理者ユーザーでDWHサーバにログインしたあと、コマンドプロンプトを起動して、以下のコマンドを実行します。

C:\>sc query "Symfoware Analytics Server symfoas"

SERVICE_NAME: Symfoware Analytics Server symfoas
        TYPE               : 110  WIN32_OWN_PROCESS  (interactive)
        STATE              : 4  RUNNING
                                (STOPPABLE, NOT_PAUSABLE, ACCEPTS_SHUTDOWN)
        WIN32_EXIT_CODE    : 0  (0x0)
        SERVICE_EXIT_CODE  : 0  (0x0)
        CHECKPOINT         : 0x0
        WAIT_HINT          : 0x0

コマンドの出力結果の中で、“STATE”の値を確認することで、サービスの状態を確認できます。“STATE”の値が“4 RUNNING”であれば、正しく動作しています。

参考

“STATE”の値と意味を以下に示します。

意味

1 STOPPED

停止中

2 START_PENDING

実行開始中

3 STOP_PENDING

停止移行中

4 RUNNING

実行中