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Systemwalker Desktop Patrol 導入ガイド
FUJITSU Software

1.2 管理者の構成を決定する

Systemwalker Desktop Patrol管理者の形態およびその役割について説明します。

管理者は、以下の2つの形態があります。

システム管理者

本製品で定義されるシステム管理者とは、全社レベルでのSystemwalker Desktop Patrolを使ったシステムの構築、運用および保守作業を行う管理者として位置づけられます。

システム管理者は、「Desktop Patrol メインメニュー(参照および設定権)」を操作できます。

部門管理者

部門管理者とは、システム管理者とは異なり、特定の部門配下に対してのみ権限を持つ管理者です。部門管理者は目的に応じ必要な権限だけが与えられており、権限のない他部署の情報を参照・操作することはできません。

部門管理アカウントの操作権限で、所属する部門の範囲でのSystemwalker Desktop Patrolを使ったシステムの構築、運用および保守作業を行います。

システム管理者がシステム全体の状態を把握することは、大きな負担になります。

そこで、システム管理者は部門管理者を設定し、その部門については、部門管理者に情報を管理する権限を委譲することで、システム管理者自身の負荷を軽減することができます。

部門管理者の配置設定は、運用開始後でも可能です。

部門管理者は、「Desktop Patrol メインメニュー(参照および設定権)」を操作できます。


なお、本製品の「ユーザー」は、以下のように定義されます。

ユーザー

Systemwalker Desktop Patrolで資産管理運用した場合の、管理対象PCを使用する方です。日常では、ほとんど作業を意識する必要はありません。

ユーザーアカウントの操作権限で、「Desktop Patrol メインメニュー(自PCの参照権のみ)」を操作して、自PCのハードウェア情報やソフトウェア情報、またセキュリティ情報などを参照できます。