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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 導入ガイド
FUJITSU Software

K.1.2 アンインストール

RORマネージャーと同じサーバ上で運用しているSystemwalker Operation Managerのアンインストール手順について説明します。

注意

RORマネージャーは、Systemwalker Operation Managerの機能を利用して動作しているため、Systemwalker Operation Managerだけをアンインストールできません。


RORマネージャーおよびSystemwalker Operation Managerの両方をアンインストール

RORマネージャーおよびSystemwalker Operation Managerの両方をアンインストールする場合、「導入ガイド CE」の「20.1 マネージャーのアンインストール」を参照して、RORマネージャーをアンインストールしてください。
RORマネージャーをアンインストーすることで、Systemwalker Operation Managerもアンインストールされます。

注意

アンインストールする前に、必要に応じて事前にバックアップしてください。詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

  • RORマネージャーのバックアップ
    「運用ガイド CE」の「10.1 管理サーバのバックアップ・リストア」

  • Systemwalker Operation Managerのバックアップ
    「Systemwalker Operation Manager 導入手引書」の「第3章 運用環境をバックアップ・リストアする」


RORマネージャーだけをアンインストール

RORマネージャーをアンインストールする場合の手順について説明します。

  1. RORマネージャーの停止

  2. Systemwalker Operation Managerのバックアップ

  3. RORマネージャーの起動

  4. RORマネージャーのアンセットアップ・アンインストール

  5. Systemwalker Operation Managerのインストール

  6. Systemwalker Operation Managerのリストア

    1. リストア前の準備

    2. リストアの実施

    3. リストア後の作業

注意

RORマネージャーのアンインストール後にSystemwalker Operation Managerのインストールおよびリストアを実施する必要があります。そのため、RORマネージャーをアンインストールする前に、Systemwalker Operation Managerをバックアップしてください。


RORマネージャーの停止

RORマネージャーがセットアップされている環境でSystemwalker Operation Managerを共存している場合、事前にRORマネージャーを停止する必要があります。停止方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。
RORマネージャーの停止後に以下を実行してください。


【Windowsマネージャー】

  1. Windowsに管理者権限でログオンします。
    Administratorアカウントでログオンしてください。

  2. 以下のコマンドを実行します。

    > インストールフォルダー\SWRBAM\F4ANswnc\bin\swncctrl stop

【Linuxマネージャー】

  1. システムにOSの管理者(root)でログインします。

  2. 以下のコマンドを実行します。

    # /opt/FJSVswnc/bin/swncctrl stop

Systemwalker Operation Managerのバックアップ

Systemwalker Operation Managerの運用環境をバックアップします。
詳細は、「Systemwalker Operation Manager 導入手引書」の「第3章 運用環境をバックアップ・リストアする」を参照してください。


【Windowsマネージャー】

バックアップウィザードを使用して、バックアップを実施します。

  1. [スタート]-[すべてのプログラム]-[Systemwalker Operation Manager]-[ツール]-[運用環境の保守]を選択して、運用環境保守ウィザードを起動します。

  2. [運用環境の退避]を選択し、退避データの格納先を指定して、[次へ]ボタンをクリックします。

  3. [退避方法]に[すべての機能の運用データを退避する]を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。

  4. [次へ]ボタンをクリックします。

【Linuxマネージャー】

バックアップコマンドを実行します。

# /opt/systemwalker/bin/mpbko -b バックアップ先ディレクトリ

RORマネージャーの起動

RORマネージャーがセットアップされている環境でアンセットアップする場合、RORマネージャーを起動する必要があります。以下を実行後、RORマネージャーを起動してください。詳細は、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。


【Windowsマネージャー】

  1. Windowsに管理者権限でログオンします。
    Administratorアカウントでログオンしてください。

  2. 以下のコマンドを実行します。

    > インストールフォルダー\SWRBAM\F4ANswnc\bin\swncctrl start

【Linuxマネージャー】

  1. システムにOSの管理者(root)でログインします。

  2. 以下のコマンドを実行します。

    # /opt/FJSVswnc/bin/swncctrl start

RORマネージャーのアンセットアップ・アンインストール

RORマネージャーのアンセットアップおよびアンインストールを行います。詳細は、「導入ガイド CE」の「20.1 マネージャーのアンインストール」を参照してください。


Systemwalker Operation Managerのインストール

Systemwalker Operation Managerの媒体を利用して、Systemwalker Operation Managerをインストールします。詳細は、「Systemwalker Operation Manager 導入手引書」を参照してください。


Systemwalker Operation Managerのリストア

Systemwalker Operation Managerの運用環境をリストアします。詳細は、「Systemwalker Operation Manager 導入手引書」の「第3章 運用環境をバックアップ・リストアする」を参照してください。


リストア前の準備

サブシステム環境を作成します。Systemwalker Operation Managerの導入時に作成したサブシステム番号で環境を作成してください。詳細は、「Systemwalker Operation Manager 導入手引書」を参照してください。

注意

RORマネージャーが利用していたサブシステム番号が9番のサブシステム環境は作成する必要はありません。Linux環境でサブシステム番号が9番のサブシステム環境を作成せずにリストアを実施した場合、リストアコマンドを実行すると、以下の警告メッセージが表示されます。“y”を入力して、リストアを継続してください。

rsmjs: The environment of sub-system number 9 is nothing.
rsmjs: Please do re-run again, after /opt/FJSVJMCMN/bin/createsubsystem.sh -sys 9
Severe error occured in component : rsmjs
Continue ?  [ y or n /n/ ]

リストアの実施

Systemwalker Operation Managerの運用環境をリストアします。


【Windowsマネージャー】

運用環境保守ウィザードを使用して、リストアを実施します。

  1. [スタート]-[すべてのプログラム]-[Systemwalker Operation Manager]-[ツール]-[運用環境の保守]を選択して、運用環境保守ウィザードを起動します。

  2. [運用環境の復元]を選択します。

【Linuxマネージャー】

リストアコマンドを実行します。

# /opt/systemwalker/bin/mprso -b バックアップ先ディレクトリ

リストア後の作業

リストア後にSystemwalker Operation Managerを起動します。起動方法は、以下のとおりです。


【Windowsマネージャー】

> soperationmgr

【Linuxマネージャー】

# /opt/systemwalker/bin/soperationmgr

soperationmgrコマンドの詳細は、「Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル」を参照してください。