RORマネージャーと同じサーバ上で運用しているSystemwalker Operation Managerのアンインストール手順について説明します。
注意
RORマネージャーは、Systemwalker Operation Managerの機能を利用して動作しているため、Systemwalker Operation Managerだけをアンインストールできません。
RORマネージャーおよびSystemwalker Operation Managerの両方をアンインストール
RORマネージャーおよびSystemwalker Operation Managerの両方をアンインストールする場合、「導入ガイド CE」の「20.1 マネージャーのアンインストール」を参照して、RORマネージャーをアンインストールしてください。
RORマネージャーをアンインストーすることで、Systemwalker Operation Managerもアンインストールされます。
注意
アンインストールする前に、必要に応じて事前にバックアップしてください。詳細は、以下のマニュアルを参照してください。
RORマネージャーのバックアップ
「運用ガイド CE」の「10.1 管理サーバのバックアップ・リストア」
Systemwalker Operation Managerのバックアップ
「Systemwalker Operation Manager 導入手引書」の「第3章 運用環境をバックアップ・リストアする」
RORマネージャーだけをアンインストール
RORマネージャーをアンインストールする場合の手順について説明します。
Systemwalker Operation Managerのリストア
リストア前の準備
リストアの実施
リストア後の作業
注意
RORマネージャーのアンインストール後にSystemwalker Operation Managerのインストールおよびリストアを実施する必要があります。そのため、RORマネージャーをアンインストールする前に、Systemwalker Operation Managerをバックアップしてください。
RORマネージャーがセットアップされている環境でSystemwalker Operation Managerを共存している場合、事前にRORマネージャーを停止する必要があります。停止方法については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。
RORマネージャーの停止後に以下を実行してください。
【Windowsマネージャー】
Windowsに管理者権限でログオンします。
Administratorアカウントでログオンしてください。
以下のコマンドを実行します。
> インストールフォルダー\SWRBAM\F4ANswnc\bin\swncctrl stop
【Linuxマネージャー】
システムにOSの管理者(root)でログインします。
以下のコマンドを実行します。
# /opt/FJSVswnc/bin/swncctrl stop
Systemwalker Operation Managerの運用環境をバックアップします。
詳細は、「Systemwalker Operation Manager 導入手引書」の「第3章 運用環境をバックアップ・リストアする」を参照してください。
【Windowsマネージャー】
バックアップウィザードを使用して、バックアップを実施します。
[スタート]-[すべてのプログラム]-[Systemwalker Operation Manager]-[ツール]-[運用環境の保守]を選択して、運用環境保守ウィザードを起動します。
[運用環境の退避]を選択し、退避データの格納先を指定して、[次へ]ボタンをクリックします。
[退避方法]に[すべての機能の運用データを退避する]を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
[次へ]ボタンをクリックします。
【Linuxマネージャー】
バックアップコマンドを実行します。
# /opt/systemwalker/bin/mpbko -b バックアップ先ディレクトリ
RORマネージャーがセットアップされている環境でアンセットアップする場合、RORマネージャーを起動する必要があります。以下を実行後、RORマネージャーを起動してください。詳細は、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。
【Windowsマネージャー】
Windowsに管理者権限でログオンします。
Administratorアカウントでログオンしてください。
以下のコマンドを実行します。
> インストールフォルダー\SWRBAM\F4ANswnc\bin\swncctrl start
【Linuxマネージャー】
システムにOSの管理者(root)でログインします。
以下のコマンドを実行します。
# /opt/FJSVswnc/bin/swncctrl start
RORマネージャーのアンセットアップおよびアンインストールを行います。詳細は、「導入ガイド CE」の「20.1 マネージャーのアンインストール」を参照してください。
Systemwalker Operation Managerの媒体を利用して、Systemwalker Operation Managerをインストールします。詳細は、「Systemwalker Operation Manager 導入手引書」を参照してください。
Systemwalker Operation Managerの運用環境をリストアします。詳細は、「Systemwalker Operation Manager 導入手引書」の「第3章 運用環境をバックアップ・リストアする」を参照してください。
サブシステム環境を作成します。Systemwalker Operation Managerの導入時に作成したサブシステム番号で環境を作成してください。詳細は、「Systemwalker Operation Manager 導入手引書」を参照してください。
注意
RORマネージャーが利用していたサブシステム番号が9番のサブシステム環境は作成する必要はありません。Linux環境でサブシステム番号が9番のサブシステム環境を作成せずにリストアを実施した場合、リストアコマンドを実行すると、以下の警告メッセージが表示されます。“y”を入力して、リストアを継続してください。
rsmjs: The environment of sub-system number 9 is nothing. rsmjs: Please do re-run again, after /opt/FJSVJMCMN/bin/createsubsystem.sh -sys 9 Severe error occured in component : rsmjs Continue ? [ y or n /n/ ]
Systemwalker Operation Managerの運用環境をリストアします。
【Windowsマネージャー】
運用環境保守ウィザードを使用して、リストアを実施します。
[スタート]-[すべてのプログラム]-[Systemwalker Operation Manager]-[ツール]-[運用環境の保守]を選択して、運用環境保守ウィザードを起動します。
[運用環境の復元]を選択します。
【Linuxマネージャー】
リストアコマンドを実行します。
# /opt/systemwalker/bin/mprso -b バックアップ先ディレクトリ
リストア後にSystemwalker Operation Managerを起動します。起動方法は、以下のとおりです。
【Windowsマネージャー】
> soperationmgr
【Linuxマネージャー】
# /opt/systemwalker/bin/soperationmgr
soperationmgrコマンドの詳細は、「Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル」を参照してください。