ここでは、HBA address rename設定サービスのアップグレードについて説明します。
移行資産
HBA address rename設定サービスについては、旧バージョンから本バージョンへ移行する資産はありません。
事前準備
アップグレードする前に、以下の準備と確認を行ってください。
本バージョンのエージェントが動作可能な環境であるか確認してください。
動作環境については、「設計ガイド CE」の「2.4 ソフトウェア環境」と「2.5 ハードウェア環境」を参照してください。
アップグレードインストールによるアップグレード
RCVE V2.2.2以降から本バージョンへのアップグレードは、本製品のインストーラによるアップグレードインストールを利用できます。以下の手順で、アップグレードを行ってください。
注意
アップグレードが完了するまで、本製品のほかの操作を実行しないでください。
HBA address rename設定サービスのアップグレードは、マネージャーのアップグレード後に行ってください。
アップグレードインストールに失敗した場合、失敗した原因を取り除き、再度アップグレードインストールを実行してください。再度アップグレードインストールを実行しても問題が解決しない場合、当社技術員に連絡してください。
アップグレードインストール時は、旧バージョンのインストールフォルダー、および配下のフォルダーやファイルを、コマンド プロンプト、エクスプローラまたはエディタなどで参照しないでください。
参照している場合、アップグレードインストールが失敗します。
アップグレードインストールに失敗した場合、参照を中止して再度アップグレードインストールを実行してください。
アップグレードを中止し、旧バージョンを復旧する場合、旧バージョンのHBA address rename設定サービスを再インストールしてください。
復旧する場合、旧バージョンまたは本バージョンのHBA address rename設定サービスがインストールされている場合は、アンインストールしてください。
アップグレードインストールにより、旧バージョンに適用されていた修正は削除されます。
【Linux】
UpdateAdvisor(ミドルウェア)のコマンドを任意の場所で実行するためにPATH変数を設定していない場合、旧バージョンに適用されていた修正は削除されますが、製品情報とコンポーネント情報が削除されません。UpdateAdvisor(ミドルウェア)のマニュアルを参照し、修正適用管理簿から製品情報とコンポーネント情報を削除してください。
アップグレードインストール
【Windows】
「2.4.2 インストール【Windows】」を参照して、本製品のインストーラを実行します。
本製品のセットアップ画面が表示されます。使用許諾契約などの内容を確認し、<はい(Y)>ボタンをクリックしてください。
旧バージョンから引き継ぐ設定内容が表示されるので確認し、<インストール(I)>をクリックしてください。アップグレードインストールが開始されます。
【Linux】
「2.4.3 インストール【Linux】」を参照して、本製品のインストーラを実行します。
本製品のセットアップ画面が表示されます。使用許諾契約などの内容を確認し、"y"を入力してください。
アップグレードインストールを実行するか確認するメッセージが表示されます。
実行する場合は"y"を入力してください。アップグレードインストールが開始されます。
本製品のセットアップ完了画面が表示されます【Windows】
HBA address rename設定サービスの起動設定を完了したあとすぐに行う場合、[はい、今すぐ実行します。]チェックボックスにチェックを入れてください。
<完了>ボタンをクリックし、画面を閉じてください。チェックボックスにチェックを入れていた場合、画面を閉じたあとにHBA address rename設定サービスが起動します。
HBA address rename設定サービスを起動します
【Windows】
手順2.でHBA address rename設定サービスを起動していない場合、「第10章 HBA address rename設定サービスの設定」を参照し、HBA address rename設定サービスを起動してください。
【Linux】
「第10章 HBA address rename設定サービスの設定」を参照し、HBA address rename設定サービスを起動してください。