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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 導入ガイド
FUJITSU Software

C.10.1 定義ファイルの作成

ここでは、定義ファイルの作成について説明します。

仮想L-Serverで共通な定義ファイルは、「C.1 仮想L-Server作成で共通に利用する定義ファイル」を参照してください。

OVM for x86 3.2固有の定義ファイルは以下のとおりです。


VM管理ソフトウェアへのSSLポート指定方法

Oracle VM ManagerのSSLポートを設定します。管理コンソールからVM管理ソフトウェアを起動する際に使用します。
Oracle VM Manager V3.2.1では必須です。

定義ファイルの文字コードはUTF-8にしてください。

定義ファイルの格納先

【Windows】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

【Linux】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data

定義ファイル名

ovmm.rcxprop

定義ファイルの形式

定義ファイルは、以下の形式で記述します。

キー =

定義ファイルの指定項目

定義ファイルで以下の項目を指定します。それ以外のキーの指定は無視されます。

指定項目一覧

指定項目

キー

備考

SSLの有効/無効

ssl

"vmm_ip[:port][,vmm_ip[:port]...]"
vmm_ip: VM管理製品のIPアドレス
port: VM管理製品のポート番号

ポート番号を省略した場合、デフォルトのポート番号(7002)が設定されます。

定義ファイル例

定義ファイルの例を以下に示します。

# Oracle VM Manager
ssl = 192.168.2.2:7002,192.168.2.3:7002