ここでは、定義ファイルの作成について説明します。
仮想L-Serverで共通な定義ファイルは、「C.1 仮想L-Server作成で共通に利用する定義ファイル」を参照してください。
OVM for x86 3.2固有の定義ファイルは以下のとおりです。
VM管理ソフトウェアへのSSLポート指定方法
Oracle VM ManagerのSSLポートを設定します。管理コンソールからVM管理ソフトウェアを起動する際に使用します。
Oracle VM Manager V3.2.1では必須です。
定義ファイルの文字コードはUTF-8にしてください。
【Windows】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data
【Linux】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data
ovmm.rcxprop
定義ファイルは、以下の形式で記述します。
キー = 値 |
定義ファイルで以下の項目を指定します。それ以外のキーの指定は無視されます。
指定項目 | キー | 値 | 備考 |
---|---|---|---|
SSLの有効/無効 | ssl | "vmm_ip[:port][,vmm_ip[:port]...]" | ポート番号を省略した場合、デフォルトのポート番号(7002)が設定されます。 |
定義ファイルの例を以下に示します。
# Oracle VM Manager |