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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 導入ガイド
FUJITSU Software

C.2.7 L-Server作成

L-Server作成は、以下の手順で行います。

  1. L-Serverテンプレートを利用してのL-Server作成

    1. クローニングイメージが存在しない場合、または既存のクローニングイメージを利用しない場合

      1. 「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.1 L-Serverテンプレートを利用したL-Serverの作成」を参照してL-Serverを作成してください。この場合、イメージは[指定なし]を選択してください。

      2. 手動OSインストール」を参照してOSをインストールしてください。

      3. L-Server作成後にクローニングイメージを採取すると、イメージプールにクローニングイメージが格納されます。クローニングイメージ採取については、「C.2.8 クローニングイメージの採取」を参照してください。

    2. すでに存在するクローニングイメージを利用する場合

      「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.1 L-Serverテンプレートを利用したL-Serverの作成」を参照して、L-Serverを作成してください。この場合、イメージとして利用したいクローニングイメージを指定してください。

  2. 個々の仕様を指定したL-Server作成

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.3 個々のパラメーターを指定した仮想L-Serverの作成」を参照してください。

    [OS]タブの設定については、「C.2.9 [OS]タブ設定」を参照してください。


手動OSインストール

以下の手順で、OSを手動でインストールします。

  1. L-Serverを停止します。

    L-Serverが起動している場合、L-Serverを停止します。
    L-Serverの停止については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.1.2 停止」を参照してください。

  2. L-Serverにコンソールを接続します。

    L-Serverにコンソールを接続します。
    コンソールの接続については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.3 コンソールの利用」の「コンソール」を参照してください。

  3. DVDドライブの接続を行います。

    コンソール画面からDVDドライブの接続を行います。

  4. L-ServerにOSを手動でインストールします。

    L-Serverを起動して、OSを手動でインストールします。

手動OSインストールについては、ヴイエムウェア社の「ゲスト OS インストールガイド」の記述を参照してください。

以下のWebサイトから該当するバージョンのドキュメントを参照してください。

ゲスト OS インストールガイド

URL: http://www.vmware.com/jp/support/pubs/vs_pubs.html


OSインストール後の設定

OSをインストールしたあと、VMware Toolsをインストールします。

以下の手順で、VMware Toolsをインストールします。

  1. オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[VMツールの導入]を選択します。

    確認ダイアログが表示されます。

  2. <OK>ボタンをクリックします。

    L-ServerにVMゲスト用のISOイメージが接続されます。

VMware Toolsについては、ヴイエムウェア社の「vSphere 基本システム管理」の、VMware Toolsの記述を参照してください。

以下のWebサイトから該当するバージョンのドキュメントを参照してください。

vSphere 基本システム管理

URL: http://www.vmware.com/jp/support/support-resources/pubs/

注意

すでにVMware ToolsのISOイメージに接続している場合、2回目以降の操作は正常に終了しますが、VMware vCenter Server上でタスクのエラーが出力される場合があります。これは、2回目以降の操作時に、VMware vCenter Serverから通知される接続済みのエラーを無視しているためであり、動作に問題はありません。