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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 導入ガイド
FUJITSU Software

B.2.2 ブレードサーバ以外を登録する場合

ブレードサーバ以外のサーバを利用して物理L-Serverを作成する場合のリソース登録について説明します。

以下の手順で登録します。

  1. VIOM連携の登録、またはHBA address renameの設定

    VIOMがサポートしているラックマウント型サーバの場合、VIOMで管理します。
    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.1 VIOM連携の登録」を参照してください。

    それ以外のラックマウント型サーバおよびタワー型サーバの場合、HBA address renameを設定します。
    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.5.2 HBA address renameの設定」を参照してください。

  2. ストレージ管理製品の登録

    rcxadm storagemgr registerコマンドを実行します。
    rcxadm storagemgr registerコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.17 rcxadm storagemgr」を参照してください。

    ストレージ管理製品を登録すると、仮想ストレージリソース、および事前に作成したディスクリソースは自動的に認識されます。

    注意

    ストレージ管理製品の登録において、ストレージ管理製品としてETERNUS SF Storage Cruiserを指定した場合、ETERNUS SF Storage Cruiserに登録されたETERNUSに関する仮想ストレージリソース、ディスクリソースを認識します。認識対象は以下のとおりです。

    • 仮想ストレージリソース

      • RAIDグループ

      • TPP

      • FTRP

    • ディスクリソース

      • オープンボリューム

      • TPV

      • FTV

    ただし、LUNコンカチネーションされたボリューム、暗号化されたボリュームは認識対象外です。

  3. 管理対象サーバの登録

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.5.1 ラックマウント型サーバとタワー型サーバの登録」を参照してください。

    管理LANのNICを冗長化し、かつ物理サーバを登録する場合、登録操作中の[サーバの登録]ダイアログで、[管理LANのNICを冗長化する]チェックボックスにチェックを入れてください。
    物理L-Server作成時にIPアドレスを直接指定する場合、管理対象サーバに同じIPアドレスを設定しないでください。
    物理L-Serverに割り当てる物理サーバ以外で同じIPアドレスを設定している管理対象サーバがある場合、以下の操作がエラーになります。

    • 物理L-Serverの作成

    • 定義だけ作成済みの物理L-Serverの起動

  4. ネットワークデバイスリソースの登録

    ネットワークデバイスリソースの登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.7.2 ネットワークデバイスの登録」を参照してください。

  5. 電力監視デバイスの登録(利用する場合)

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.10 電力監視デバイスの登録」を参照してください。

ネットワークリソース、アドレスセットリソースは、リソースを作成する際にリソースプールを指定して登録します。

B.3 リソースのリソースプールへの登録」を参照してください。