ブレードサーバ以外のサーバを利用して物理L-Serverを作成する場合のリソース登録について説明します。
以下の手順で登録します。
VIOM連携の登録、またはHBA address renameの設定
VIOMがサポートしているラックマウント型サーバの場合、VIOMで管理します。
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.1 VIOM連携の登録」を参照してください。
それ以外のラックマウント型サーバおよびタワー型サーバの場合、HBA address renameを設定します。
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.5.2 HBA address renameの設定」を参照してください。
ストレージ管理製品の登録
rcxadm storagemgr registerコマンドを実行します。
rcxadm storagemgr registerコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.17 rcxadm storagemgr」を参照してください。
ストレージ管理製品を登録すると、仮想ストレージリソース、および事前に作成したディスクリソースは自動的に認識されます。
注意
ストレージ管理製品の登録において、ストレージ管理製品としてETERNUS SF Storage Cruiserを指定した場合、ETERNUS SF Storage Cruiserに登録されたETERNUSに関する仮想ストレージリソース、ディスクリソースを認識します。認識対象は以下のとおりです。
仮想ストレージリソース
RAIDグループ
TPP
FTRP
ディスクリソース
オープンボリューム
TPV
FTV
ただし、LUNコンカチネーションされたボリューム、暗号化されたボリュームは認識対象外です。
管理対象サーバの登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.5.1 ラックマウント型サーバとタワー型サーバの登録」を参照してください。
管理LANのNICを冗長化し、かつ物理サーバを登録する場合、登録操作中の[サーバの登録]ダイアログで、[管理LANのNICを冗長化する]チェックボックスにチェックを入れてください。
物理L-Server作成時にIPアドレスを直接指定する場合、管理対象サーバに同じIPアドレスを設定しないでください。
物理L-Serverに割り当てる物理サーバ以外で同じIPアドレスを設定している管理対象サーバがある場合、以下の操作がエラーになります。
物理L-Serverの作成
定義だけ作成済みの物理L-Serverの起動
ネットワークデバイスリソースの登録
ネットワークデバイスリソースの登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.7.2 ネットワークデバイスの登録」を参照してください。
電力監視デバイスの登録(利用する場合)
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.10 電力監視デバイスの登録」を参照してください。
ネットワークリソース、アドレスセットリソースは、リソースを作成する際にリソースプールを指定して登録します。
「B.3 リソースのリソースプールへの登録」を参照してください。