ワークユニットでは、使用者が作成する以下の出口プログラムを呼び起こすことができます。
ワークユニット出口プログラム
プロセス回収出口プログラム
それぞれの出口プログラムの特徴は、以下のとおりです。
出口プログラム | 呼出し単位 | 呼出し契機 | 使用例 |
---|---|---|---|
ワークユニット出口プログラム | ワークユニット |
| ワークユニット起動時に共用メモリを獲得し、ワークユニット停止時に共用メモリを削除する。 |
プロセス回収出口プログラム | アプリケーションプロセス |
| プロセスが停止した場合、共有メモリなどに設定されたプロセスに関する資源、情報を削除する。 |
ワークユニット出口プログラムを使用する場合は、ワークユニット定義の「Executable File of Exit Program for Salvage」ステートメントにワークユニット出口プログラムのモジュール名を設定し、「WorkUnit Exit Program」ステートメントに出口プログラムの関数名を設定します。
プロセス回収出口プログラムを使用する場合は、「Executable File of Exit Program for Salvage」ステートメントにワークユニット出口プログラムのモジュール名を設定し、「Exit Program for Process Salvage」ステートメントに出口プログラムの関数名を設定します。
出口プログラムの作成方法については、“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”の“付録C ワークユニットの出口機能を使用したアプリケーションの作成”を参照してください。