バックアップおよびリストアを実施する場合、データベース環境資源およびアプリケーションサーバ環境資源ごとに、以下の単位で必ず同期をとってください。
なお、アプリケーションサーバ環境資源のバックアップをとる場合は、同期をとってデータベース環境資源のバックアップも採取し、リストアも同期をとって実施してください。
[データベースサーバ環境資源]
同期が必要な資源(注1) | 運用形態 | |||
---|---|---|---|---|
メッセージとDBの整合性保証機能を使用する | メッセージとDBの整合性保証機能を使用しない | |||
メッセージトラッキング機能を使用する | メッセージトラッキング機能を使用しない | メッセージトラッキング機能を使用する | メッセージトラッキング機能を使用しない | |
フロー定義DB | ○ | ○ | ○ | ○ |
メッセージトラッキングDB | △ | - | △ | - |
メッセージ格納DB(業務用データベースに同じ) | ○ | ○ | - | - |
業務用データベース | ○ | ○ | △ | △ |
○: 必須、△: 任意、-: 不要
注1)同梱のSymfoware/RDBまたは製品版Symfowareを使用する場合、各データベースに対応するJDBCデータソース定義を含みます。
注2)業務としてリストア後にメッセージトラッキングの運用を引き継ぐ場合は、バックアップ・リストア資源の対象としてください。
注3)業務内容に合わせてバックアップ・リストア資源の対象としてください。
[アプリケーションサーバ環境資源]
同期が必要な資源 | 運用形態 | |||
---|---|---|---|---|
メッセージとDBの整合性保証機能を使用する | メッセージとDBの整合性保証機能を使用しない | |||
メッセージトラッキング機能を使用する | メッセージトラッキング機能を使用しない | メッセージトラッキング機能を使用する | メッセージトラッキング機能を使用しない | |
Interstage Business Application Serverのetcディレクトリ配下 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Interstage Business Application Serverのvarディレクトリ配下 | △ | △ | △ | △ |
Interstage Business Application Server用 Interstage管理コンソール資源 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Interstageセットアップ資源 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Interstage管理コンソールの資源 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Interstage JMXサービス資源 | ○ | ○ | ○ | ○ |
業務構成管理の資源 | △ | △ | △ | △ |
CORBAサービス資源 | ○ | ○ | ○ | ○ |
イベントサービス資源 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Portable-ORBの資源 | △ | △ | △ | △ |
コンポーネントトランザクションサービス資源 | ○ | ○ | ○ | ○ |
データベース連携サービス資源 | △ | △ | △ | △ |
Interstage シングル・サインオンの資源 | △ | △ | △ | △ |
Interstage HTTP Server資源 | ○ | ○ | ○ | ○ |
IJServerクラスタの資源 | △ | △ | △ | △ |
Interstage ディレクトリサービスの資源 | △ | △ | △ | △ |
Interstage証明書環境資源 | △ | △ | △ | △ |
IJServer資源 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Interstage JMS資源 | ○ | ○ | ○ | ○ |
J2EE共通資源ファイル | ○ | ○ | ○ | ○ |
ユーザログ定義資源 | ○ | ○ | ○ | ○ |
RCプロシジャファイル | ○ | ○ | ○ | ○ |
unitファイル | ○ | ○ | ○ | ○ |
サーバアプリケーション配備元ディレクトリ | ○ | ○ | ○ | ○ |
○: 必須、△:任意
注1)業務としてリストア後にアプリケーション連携実行基盤のシリアライズファイルに関する運用を引き継ぐ場合は、バックアップ・リストア資源の対象としてください。
注2)該当する機能を利用している場合は、バックアップ・リストア資源の対象としてください。