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Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)
FUJITSU Software

3.6.3 システムログを使用した異常原因の調査方法(同期)

同期アプリケーション連携実行基盤においてシステムでエラーが発生した場合、調査する方法を説明します。

3.6.3.1 異常が発生したサーバアプリケーションを確認する場合

ログの検索方法

抽出されたログの見方

エラーへの対処

“Business-Application”および任意のサーバアプリケーション名をキーとし、標準ログからログを検索します。

抽出されたログが、任意のアプリケーションのログとなります。“Business-Application-Error”とあった場合、エラーが発生しています。抽出したログの前後を目視で確認し、動作を確認してください。

“Business-Application-Error”とあった場合は、そのエラーの原因となった例外情報が同じログの行に出力されます。
その例外情報の対処を行ってください。

3.6.3.2 サーバアプリケーションから処理が復帰せず、処理が止まってしまった場合に、サーバアプリケーション名を確認する場合

ログの検索方法

抽出されたログの見方

エラーへの対処

復帰しないリクエストのコンテキストID、および“IBS-AP-SYSTEM”という文字列でログを検索します。

抽出されたログの、最後の行を確認してください。
“Business-Application-Call”という採取契機のログが抽出されているはずですので、同じ行のサーバアプリケーション名を確認してください。

エラーとなっているサーバアプリケーションが配備されているワークユニットを停止してから、サーバアプリケーションの処理を確認してください。
サーバアプリケーションを修正した場合は、配備ファイルを再作成し、再配備を行ってから、ワークユニットを再起動してください。