リソース制御の設定変更は、以下の手順で行います。
ポイント
Symfoware Serverのコマンドを実行する場合は、各ノードで環境変数を設定してください。
すべてのノードでクラスタアプリケーションを停止します。
cgroup名を変更しない場合は、手順3に進みます。
cgroup名を変更する場合は、以下を実施します。
待機系ノードで、GDSボリュームを起動し、データ格納先のディレクトリを配置したファイルシステムをマウントします。
待機系ノードで、--cluster-standbynodeオプションを指定したpgx_setrscctlコマンドを使用してリソース制御を削除します。
待機系ノードにマウントしたデータ格納先のディレクトリを配置したファイルシステムをアンマウントし、GDSボリュームを停止します。
運用系ノードで、GDSボリュームを起動し、データ格納先のディレクトリを配置したファイルシステムをマウントします。
運用系ノードで、pgx_setrscctlコマンドを使用してリソース制御を削除します。
運用系ノードで、pgx_setrscctlコマンドを使用してリソース制御を再設定します。
運用系ノードにマウントしたデータ格納先のディレクトリを配置したファイルシステムをアンマウントし、GDSボリュームを停止します。
待機系ノードで、GDSボリュームを起動し、データ格納先のディレクトリを配置したファイルシステムをマウントします。
cgroup名を変更しない場合、待機系ノードで、--cluster-standbynodeオプションを指定したpgx_setrscctlコマンドを使用してリソース制御を削除します。cgroup名を変更する場合、この作業は不要です。
待機系ノードで、--cluster-standbynodeオプションを指定したpgx_setrscctlコマンドを使用してリソース制御を再設定します。また、その他のオプションの値は、手順5で設定したpgx_setrscctlコマンドのオプションと同じ値を指定してください。
待機系ノードにマウントしたデータ格納先用のディレクトリを配置したファイルシステムをアンマウントし、GDSボリュームを停止します。
すべてのノードで、クラスタアプリケーションを起動します。
参照
ファイルシステムのマウントについては、“クラスタ運用ガイド”の“ファイルシステムのマウント”を参照してください。
ファイルシステムのアンマウントについては、“クラスタ運用ガイド”の“ファイルシステムのアンマウント”を参照してください。
pgx_setrscctlコマンドの詳細については、“6.2 pgx_setrscctl”を参照してください。