isbizbackupコマンドで、バックアップデータを保管するディスクスペースに業務ユニットをバックアップします。
作業者
業務ユニット管理者
作業内容
以下の手順でバックアップを行います。
リストア時に削除するJava EE 6のデータを確認します。
Stateful Session Beanを使用している場合
passivateしたBeanインスタンスの対話状態の格納先を控えてください。
詳細については、「Java EE運用ガイド(Java EE 6編)」の「定義項目一覧」-「動作環境に関する定義項目」-「EJBコンテナの定義項目」の「セッション格納位置」を参照してください。
トランザクションサービスを使用している場合
トランザクションログの位置を控えてください。
詳細については、「Java EE運用ガイド(Java EE 6編)」の「定義項目一覧」-「動作環境に関する定義項目」-「トランザクションサービスの定義項目」の「トランザクションログの位置」を参照してください。
バックアップする業務ユニットを停止します。
停止方法については、「12.1 業務ユニットの起動・停止」を参照してください。
isbizbackupコマンドを実行して、バックアップデータを作成します。
バックアップデータは、tar形式で作成されます。
/opt/FJSViscopt/bin/isbizbackup <業務ユニット名> <バックアップデータの出力先ディレクトリ>
ポイント
isbizbackupコマンドは、バックアップデータを直接テープ装置に書き出すことはできません。バックアップデータを退避したい場合は、インフラ管理者に相談してください。
手順2で停止した業務ユニットの運用を開始する場合は、業務ユニットを起動します。
起動方法については、「12.1 業務ユニットの起動・停止」を参照してください。