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Interstage Application Server/Interstage Business Application Server Consolidation Option ユーザーズガイド
FUJITSU Software

19.1.3 業務ユニットのバックアップ

isbizbackupコマンドで、バックアップデータを保管するディスクスペースに業務ユニットをバックアップします。


作業者

業務ユニット管理者

作業内容

以下の手順でバックアップを行います。

  1. リストア時に削除するJava EE 6のデータを確認します。

    • Stateful Session Beanを使用している場合

      passivateしたBeanインスタンスの対話状態の格納先を控えてください。

      詳細については、「Java EE運用ガイド(Java EE 6編)」の「定義項目一覧」-「動作環境に関する定義項目」-「EJBコンテナの定義項目」の「セッション格納位置」を参照してください。

    • トランザクションサービスを使用している場合

      トランザクションログの位置を控えてください。

      詳細については、「Java EE運用ガイド(Java EE 6編)」の「定義項目一覧」-「動作環境に関する定義項目」-「トランザクションサービスの定義項目」の「トランザクションログの位置」を参照してください。


  2. バックアップする業務ユニットを停止します。

    停止方法については、「12.1 業務ユニットの起動・停止」を参照してください。


  3. isbizbackupコマンドを実行して、バックアップデータを作成します。

    バックアップデータは、tar形式で作成されます。

    /opt/FJSViscopt/bin/isbizbackup <業務ユニット名> <バックアップデータの出力先ディレクトリ>

    ポイント

    isbizbackupコマンドは、バックアップデータを直接テープ装置に書き出すことはできません。バックアップデータを退避したい場合は、インフラ管理者に相談してください。


  4. 手順2で停止した業務ユニットの運用を開始する場合は、業務ユニットを起動します。

    起動方法については、「12.1 業務ユニットの起動・停止」を参照してください。