業務ユニットの以下の設定が変更できます。
リソース制御
物理メモリ使用量の最大値
CPU時間の相対的配分
注意
IPアドレスは変更できません。
リソース制御情報の変更方法
設定変更する業務ユニットを停止します。
停止方法については、「8.1.2 業務ユニットの起動・停止」を参照してください。
以下を実行して、リソース制御情報を変更します。
/usr/bin/systemctl set-property system-isas-default-<業務ユニット名>.slice MemoryLimit=<物理メモリ使用量の最大値> CPUShares=<CPU時間の相対的配分>
以下を実行して、変更した情報をsystemdに反映させます。
/usr/bin/systemctl daemon-reload
設定変更した業務ユニットを起動します。
起動方法については、「8.1.2 業務ユニットの起動・停止」を参照してください。
全業務ユニット名の一覧を取得します。
取得方法については、「業務ユニット名」を参照してください。
手順1で取得した全業務ユニットをすべて停止します。
停止方法については、「8.1.2 業務ユニットの起動・停止」を参照してください。
/etc/cgconfig.confファイルを編集します。
例
業務ユニット「biz1」の物理メモリ使用量の最大値を「1G」Byte、CPU時間の相対的配分を「1000」に設定する場合
/etc/cgconfig.confファイルのgroup「isas-default-biz1」に設定されている、memory.limit_in_bytesの値に「1G」、cpu.sharesの値に「1000」を設定します。
#Fujitsu-cgroup-isas-default-biz1-start group isas-default-biz1 { perm { task { uid = bizuser1; gid = bizgroup1; } admin { uid = root; gid = root; } } cpu { cpu.shares = "1000"; } cpuacct { } memory { memory.limit_in_bytes = "1G"; } } #Fujitsu-cgroup-isas-default-biz1-end
注意
/etc/cgconfig.confファイル編集時の注意
以下のコメント行は、削除しないでください。
#Fujitsu-cgroup-isas-default-biz1-start #Fujitsu-cgroup-isas-default-biz1-end
cpu.sharesおよびmemory.limit_in_bytesの値以外は、編集しないでください。
OSを再起動して、cgconfig.confファイルへの変更内容を反映します。
手順1で取得した全業務ユニットをすべて起動します。
起動方法については、「8.1.2 業務ユニットの起動・停止」を参照してください。