インフラ管理者の役割
インフラ管理者はOSの管理権限を持ち、システム全体の運用管理を行います。また、業務ユニット管理者に割り当てた業務ユニットに対して、業務ユニット管理者と同じ運用権限を持ちます。
インフラ管理者の作業
インフラ管理者は、以下のような運用管理の作業を行います。
作業 | 作業概要 | 参照 |
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業務システム集約のための設計とマシンの準備 | 業務システムを集約するために必要なマシン性能の見積りなどサーバ設計を行い、集約後のシステム規模にあったマシンを準備します。 | |
各業務ユニットのリソース、ユーザーなどの設計と設定 | 各業務ユニットが利用するIPアドレス、OSのユーザーなど、各業務ユニットで使用するリソース、ユーザーなどの設計と設定を行います。 | |
システム全体の運用管理に必要なソフトウェアのインストールと設定 | OS、ミドルウェア製品、オプションなど、システム全体の運用管理に必要なソフトウェアのインストールと設定を行います。 | |
業務ユニットの管理 | 業務ユニットを作成し、業務ユニット管理者に割り当てます。また、不要になった業務ユニットを削除するなど、業務ユニットの管理を行います。 | |
システム全体の運用・保守作業 | 基本製品の修正の適用、システム全体の資源のバックアップなどのシステム全体の運用・保守作業を行います。 | 「第5部 保守」」 |