ビジネスメソッドの設定を記述します。
nameアトリビュートに"*"を指定した場合は、デフォルトの設定を定義します。このデフォルトの定義は、handlerタグで指定したビジネスクラスのビジネスメソッドのうち、対応するmethodタグが存在しないものに適用されます。handlerタグのコンテントにname="*"を指定したmethodタグが存在しない場合は、デフォルトの設定として以下が使用されます。
ビジネスクラスがcom.fujitsu.uji.RetriableHandlerを実装している場合、ビジネスクラス再試行機能が有効です。設定は以下のようになります。
再試行間隔は100ミリ秒
再試行最大回数は2回 (初回の実行を合わせると最大で合計3回ビジネスメソッドを実行します)
ビジネスクラスがcom.fujitsu.uji.transaction.TransactionHandlerを実装している場合、トランザクション管理機能が有効です。以下がロールバック例外として使用されます。
java.lang.RuntimeException とそのサブクラス
java.lang.Errorとそのサブクラス
methodタグでは以下のアトリビュートを指定します。
アトリビュート名 | 省略 | 意味 | 省略時の動作 |
---|---|---|---|
name | 不可 | handlerタグで指定したビジネスクラスのビジネスメソッドの名前を指定します。methodタグのコンテントに記述した設定内容は、このアトリビュートに指定したメソッドに適用されます。"*"を指定した場合、methodタグのコンテントに記述した設定内容は、デフォルトの設定として使用されます。デフォルトの設定は、methodタグで設定されなかったビジネスメソッドに適用されます。 | 省略できません。 |
コンテントにはビジネスメソッドの設定を記述します。以下のタグをそれぞれ1個記述します。省略することも可能です。記述の順番は任意です。
retry
transaction
特定のビジネスメソッドの設定を記述する場合
<method name="doUpdate"> <transaction enabled="true"/> <retry enabled="true" retryInterval="200" retryCount="1" /> </method>
デフォルトの設定を記述する場合
<method name="*"> <transaction enabled="false"/> <retry enabled="false"/> </method>