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 Apcoordinator定義ファイルリファレンス
FUJITSU Software

2.2.8 param

エントリの詳細な情報を指定します。outputタグで使用するparamタグは、ログ定義ファイルの随時更新を可能にした場合に更新が行えます。

アトリビュート

paramタグでは以下のアトリビュートを指定します。

アトリビュート名

省略

意味

省略時の動作

name

不可

エントリの名前を指定します。

省略できません。

value

不可

エントリの値を指定します。

省略できません。

以下は、commonタグで使用するparamタグのアトリビュートへ指定する情報の一覧です。

nameへ指定する値

省略

valueへ指定する値

省略時の動作

watchPeriod

ログ定義ファイルの再設定を行う間隔を分単位で指定します。

再設定を行いません。

outputPeriod

ログを出力する間隔を秒単位で指定します。ログ収集EJBのログ定義ファイルでのみ有効です。

30

delay

ログを蓄積する時間を秒単位で指定します。ログ収集EJBのログ定義ファイルでのみ有効です。

30

以下は、outputタグで使用するparamタグのアトリビュートへ指定する情報の一覧です。outputタグのtypeアトリビュートにより指定可能な情報が異なります。

outputタグのtypeアトリビュート

nameへ指定する値

省略

valueへ指定する値

省略時の動作

syslog

hostname

ホスト名を指定します。(*1)

localhost

facility

ログの機能(Facility値)を指定します。以下のいずれかで指定します。

  • auth

  • authpriv

  • cron

  • daemon

  • ftp

  • kern

  • local0

  • local1

  • local2

  • local3

  • local4

  • local5

  • local6

  • local7

  • lpr

  • mail

  • news

  • syslog

  • user

  • uucp

syslogの詳細については、ご使用になるsyslogサーバのマニュアルを参照してください。

user

severity

ログの重大度(Severity値)を指定します。以下のいずれかで指定します。

  • alert

  • crit

  • debug

  • emerg

  • err

  • info

  • notice

  • warning

syslogの詳細については、ご使用になるsyslogサーバのマニュアルを参照してください。

debug

encoding

ログの出力先の文字エンコーディングを指定します。

プラットフォームのデフォルトの文字エンコーディング

event

type

イベントログの種類を指定します。以下のいずれかで指定します。

  • error:エラー

  • information:情報

  • warning:警告

information

ejb

application

ログ出力EJBのアプリケーション名を指定します。

ujimclogbean

file

path

不可

ファイルを出力するパスを指定します。
パスは"/var/log"(Solaris、Linuxの場合)や、"C:\log"(Windowsの場合)のように設定します。

prefix

不可

ファイル名を指定します。

extension

不可

ファイルの拡張子を指定します。

number

ファイル分割数を指定します。-1を指定すると無制限となります。0を指定することはできません。

numberまたはbyteが省略された場合、分割しません。

byte

1ファイルあたりのバイト数を指定します。-1を指定すると無制限となります。0を指定することはできません。

numberまたはbyteが省略された場合、分割しません。

dateFormat

日付の挿入形式を指定します。java.text.SimpleDateFormatで指定可能な形式で指定します。
例)
<param name="dateFormat" value="yyyyMMdd"/>

dateFormatまたはtimeOffsetが省略された場合、日付は挿入しません。

timeOffset

日付判別のオフセットを指定します。GMTとのオフセットを時間単位で指定します。
例)
<!-- 日本時間の午前0時にファイル切り替える場合 -->
<param name="timeOffset" value="9"/>

dateFormatまたはtimeOffsetが省略された場合、日付は挿入しません。

figures

ファイルを分割した場合にファイル名の後ろに付ける番号(分割番号)の桁数を指定します。

桁数をそろえません。

encoding

ログの出力先となるファイルの文字エンコーディングを指定します。

プラットフォームのデフォルトの文字エンコーディング

logComposer

target

不可

出力に用いるlogComposerタグのnameアトリビュートで指定した管理名を指定します。

全てのtypeで指定可能

filter

フィルタ文字列を正規表現で設定します。正規表現のパターンにマッチした文字列が出力されます。

フィルタ文字列は、補助文字の使用に関して以下の注意事項があります。

  • 正規表現パターンに補助文字を含めることはできません。

  • ログに出力する文字列を正規表現パターンとマッチさせる際、文字列中に補助文字が含まれている場合は、その補助文字は1文字としては扱われず2文字として扱われます。

フィルタを行いません。

(*1)ホスト名に"localhost"を指定または省略した場合、初期化パラメタのuji.syslog.interfaceにより出力方法をUDPまたはsyslog関数に切り替えることも可能です。初期化パラメタの詳細については、“Apcoordinatorユーザーズガイド”の「初期化パラメタ」を参照してください。

以下は、ulogタグで使用するparamタグのアトリビュートへ指定する情報の一覧です。

nameへ指定する値

省略

valueへ指定する値

省略時の動作

schema

不可

高信頼性ログを出力するスキーマ名を指定します。

省略できません。

table

不可

高信頼性ログを出力するテーブル名を指定します。

省略できません。

コンテント

コンテントは記述しません。

使用例
<param name="watchPeriod" value="15"/>