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Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド
FUJITSU Software

2.1.2 8.3形式のファイル名の生成の有効化【Windows】

本製品では、Windowsへのインストール中にWindowsの8.3形式(ファイル名部分が最大8文字、拡張子部分が最大3文字とする規則です)のファイル名を使用するため、ファイルシステム上で8.3形式のファイル名が生成できる必要があります。管理サーバ、連携サーバ、中継サーバおよび業務サーバにおいて、OSがWindowsの場合は以下の作業を実施してください。

Windows Server 2008 かつR2でない場合

  1. 以下のコマンドを実行します。

    fsutil behavior query disable8dot3
  2. コマンド実行結果を確認します。

    1. “disable8dot3”の値が“0”の場合

      8.3形式のファイル名が生成できます。必要な作業はありません。

    2. “disable8dot3”の値が“1”の場合

      8.3形式のファイル名の生成が無効化されています。以下のコマンドを実行して8.3形式のファイル名が生成できるように設定してください。

      fsutil behavior set disable8dot3 0

Windows Server 2008 R2以降の場合

  1. ボリュームとして“c:”を指定して、以下のコマンドを実行します。

    fsutil 8dot3name query c:
  2. コマンド実行結果を確認します。

    1. ボリュームおよびレジストリの2つの設定から“8dot3 名”の作成が“有効”の場合

      8.3形式のファイル名が生成できます。必要な作業はありません。

    2. ボリュームおよびレジストリの2つの設定から“8dot3 名”の作成が“無効”の場合

      8.3形式のファイル名の生成が無効化されています。以下の2つのコマンドを実行して8.3形式のファイル名が生成できるように設定してください。

      [レジストリの設定]

      fsutil 8dot3name set 2

      [ボリュームの設定]

      fsutil 8dot3name set c: 0
  3. Systemwalker Runbook Automationのインストール先ディレクトリに指定するボリュームが“c:”以外(“d:”など)の場合は、そのボリュームを指定して、以下のコマンドを実行します。

    fsutil 8dot3name query インストール先ディレクトリに指定するボリューム
  4. コマンド実行結果を確認します。

    1. ボリュームおよびレジストリの2つの設定から“8dot3 名”の作成が“有効”の場合

      8.3形式のファイル名が生成できます。必要な作業はありません。

    2. ボリュームおよびレジストリの2つの設定から“8dot3 名”の作成が“無効”の場合

      8.3形式のファイル名の生成が無効化されています。以下の2つのコマンドを実行して8.3形式のファイル名が生成できるように設定してください。

      [レジストリの設定]

      fsutil 8dot3name set 2

      [ボリュームの設定]

      fsutil 8dot3name set インストール先ディレクトリに指定するボリューム 0