導入する通信方法を検討します。利用する運用操作部品が、どの通信方法をサポートしているかに応じて検討します。
Systemwalker Runbook Automationのエージェントをインストールすることで利用できる通信方法です。セットアップは特に必要ありません。
運用操作部品の入力オプションに日本語を含む文字列を指定する場合は、ファイル転送基盤を利用してください。
ファイル転送基盤での通信は、認証を必要としません。セキュリティーポリシーとして業務サーバへの認証を必要とする場合は、他の通信方法を選択してください。
Secure SHellの略です。運用操作部品のほとんどは、SSHをサポートしています。操作対象のサーバに、Systemwalker Runbook Automationのエージェントが導入されていない、またはファイル転送基盤が何らかの理由で停止している場合は、SSHによる通信を行います。操作対象のサーバがWindowsの場合、SSHのインストールおよびセットアップが必要です。
Windowsシステムの通信方法です。運用操作部品「任意のコマンドを実行」で、Windows PowerShellをサポートしています。操作対象のサーバへの通信方法でWindows PowerShellを指定することで利用できます。管理サーバおよび操作対象サーバに、Windows PowerShell 2.0以降のインストールおよびセットアップが必要です。
運用操作部品「任意のコマンドを実行」と、「複数のコマンドを実行」で、Telnetをサポートしています。操作対象のサーバへの通信方法でTelnetを指定することで利用できます。操作対象サーバに、Telnetのインストールおよびセットアップが必要です。
Remote ShellおよびRemote Process Executionの略です。運用操作部品「任意のコマンドを実行」で、RSHおよびREXECをサポートしています。操作対象のサーバへの通信方法でRSHおよびREXECを指定することで利用できます。操作対象サーバに、RSHおよびREXECのインストールおよびセットアップが必要です。
File Transfer Protocolの略です。運用操作部品「ファイルの転送」で、FTPをサポートしています。操作対象のサーバへの通信方法でFTPを指定することで利用できます。操作対象サーバに、FTPのインストールおよびセットアップが必要です。
参照
各運用操作部品で利用可能な通信方式については、“Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド”の“運用操作部品で利用可能な通信方法”を参照してください。