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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express 使用上の注意
FUJITSU Software

Enterprise EditionStandard-J Edition1.20.2 J2EEの制限事項

項番

制限事項

対処方法

解除予定

1

J2EEプラットフォームが動作するJavaVMはJDK6/JRE6ですが、J2EEプラットフォームはJ2EE1.4の規約範囲で動作します。

J2EE1.4より新しい規約のAPIを使用したアプリケーションを運用する場合には、Java EEの利用を検討してください。

なし

2

32bit OSではPowerGres Plusは使用できません。

ありません。

未定

3

J2EEアプリケーションクライアントおよびWebアプリケーションから、JTAインタフェースでグローバルトランザクションを利用しつつ、直接データベースにアクセスすることができません。

JTAインタフェースでグローバルトランザクションを利用している場合には、必ずEJBアプリケーションからデータベースをアクセスするようにしてください。

未定

4

「EJBアプリケーションのみ運用」または、「WebアプリケーションとEJBアプリケーションを別JavaVMで運用」のIJServerへの、Message Driven Bean以外のEJBアプリケーションの上書き配備が失敗した場合、配備済のアプリケーションが上書き配備前の状態に戻らない場合があります。

この時、

  • Interstage管理コンソールによる上書き配備の場合
    is40202: 配備処理が失敗しました(ファイル名=<配備するモジュール名>)

  • ijsdeploymentコマンドによる上書き配備の場合
    DEP5078: 配備処理が失敗しました: ファイル名=<配備するモジュールのパス名>

のメッセージの前に以下のメッセージが表示されます。

DEPLOY: エラー: DEP4997:CORBAサービスの処理で予期せぬエラーが発生しました:INFO=OD_or_adm -a IDL:com.fujitsu.interstage.j2ee.ijserver/<IJServer名>:1.0 -c null -U -n <配備済EJBアプリケーション名>: UX:OD: エラー: od15035:オブジェクトリファレンスの作成に失敗しました。

また、上書き配備に失敗したあと、[odlistns -l]コマンドを実行すると、上書き配備前に配備されていたEJBアプリケーションの名前が表示されません。

上書き配備のエラーの原因を取り除いてください。

例えば、配備しようとするモジュールに含まれるEJBアプリケーションの名前が別のIJServerに配備されたアプリケーションに含まれないことを確認してください。

本障害が顕在化した場合は、上書き配備に失敗したIJServerの当該モジュールを配備解除し、上書き配備のエラーの原因を取り除いてから配備しなおしてください。

未定

5

クラスローダの分離が「EAR間で分離」または「すべて分離」に設定されている場合、以下のクラスパスの検索順について、jarとクラスファイルのディレクトリ双方が指定され、それぞれに同じクラスが含まれるときは、パスの記載順ではなく、クラスファイルが有効となります。

  • アプリケーション固有ライブラリパス

  • J2EEアプリケーション(EAR)内のEJBアプリケーション(ejb-jar)、Webアプリケーション(WAR)のマニフェストクラスパス

問題が発生する場合は、以下のどちらかの対処を行ってください。

  • 重複するクラスを削除する。

  • クラスファイルをjarにして、そのjarを(意図する検索順の位置に)指定する。

未定

6


IJServerおよびDB接続テスト機能では、Anonymous Logon権限で動作するため、SQL Serverの統合認証(Windows認証)を使用して接続することができません。

SQL Server認証を使用してください。

未定

7


セキュリティ監査証跡機能においてSymfoware監査ログにWebサーバ接続情報/IJServer名を出力することはできません。

ありません。

未定

8

J2EEが提供するjavax.naming.InitialContextおよび、javax.naming.Contextの以下のAPIを実行すると、OperationNotSupportedExceptionが発生します。

  • addToEnvironment(String , Object)

  • bind(Name , Object)

  • bind(String , Object)

  • composeName(Name , Name)

  • composeName(String , String)

  • createSubcontext(Name name)

  • createSubcontext(String name)

  • destroySubcontext(Name name)

  • destroySubcontext(String name)

  • getEnvironment()

  • getNameInNamespace()

  • getNameParser(Name name)

  • getNameParser(String name)

  • list(Name name)

  • list(String name)

  • listBindings(Name name)

  • listBindings(String name)

  • lookup(Name name)

  • lookupLink(Name name)

  • lookupLink(String name)

  • rebind(Name , Object)

  • rebind(String , Object)

  • removeFromEnvironment(String)

  • rename(Name , Name)

  • rename(String , String)

  • unbind(Name name)

  • unbind(String name)

ありません。

未定

9

Interstage管理コンソールより複数のIJServerを一括して起動、または停止した場合、メッセージDEP1756、EJB5028またはEJB3022が出力され、一括して起動、または停止したIJServerのうちの任意のIJServerに対する以下の操作に失敗する場合があります。

  • Interstage管理コンソールまたはisj2eeadminコマンドでIJServerの定義更新を行う。

  • Interstage管理コンソールまたはisj2eeadminコマンドでIJServerの削除を行う。

  • Interstage管理コンソールまたはijsdeploymentコマンドでアプリケーションの配備を行う。

  • Interstage管理コンソールまたはijsdeploymentコマンドでアプリケーションの配備解除を行う。

  • Interstage管理コンソールでIJServerの起動を行う。

  • Interstage管理コンソールでIJServerの停止を行う。

  • Interstage管理コンソールまたはejbdefimportコマンドでEJBアプリケーションの定義更新を行う。

  • Interstage管理コンソールでWebアプリケーションの定義更新を行う。

Interstage管理コンソールのIJServer一覧画面よりIJServerの一括起動、または一括停止を行わず、1つずつ起動させてください。

または、IJServer起動時はisstartwuコマンド、IJServer停止時はisstopwuコマンドを使用してください。

現象発生後は、Interstage JMXサービスを再起動することで解消されます。

なし

10


Windows Server(R) 2012上で本製品を使用する場合は、JTSを使用できません。

ありません。

未定

11

IJServerワークユニットのデータソースに関する以下の定義項目は、設定可能な値(注)の最大値より大きい値を指定すると、指定した値どおりに動作しません。

  • コネクションタイムアウト

  • インターバル時間

  • コネクション使用監視時間

  • 通信待ち時間

設定可能な値(注)の範囲で設定してください。

未定

12

PowerGres PlusまたはPRIMEFLEX for HA DatabaseのOpen SQLのJDBCドライバをクラスパスに設定し、かつ、SymfowareまたはPRIMEFLEX for HA DatabaseのNative SQLに接続する場合、データベースのアクセスに失敗する場合があります。

どちらか片方のみ使用する(片方のみクラスパスに設定する)か、データベース提供元にお問い合わせください。

未定

13


Symfoware ServerのNativeインタフェースでの運用はサポートしません。

ありません。

未定


注)

設定可能な値

定義項目

単位

設定可能な値

IJServer定義ファイル

Interstage管理コンソール

ConnectionTimeout

コネクションタイムアウト

0 から 2147483

IntervalTime

インターバル時間

1 から 2147483

ConnectionUseTimeout
> Time

コネクション使用監視時間

0 から 35791

SqlWaitTimeout

通信待ち時間

0 から 2147483