PRIMECLUSTERのOnlineScriptを使用して起動したプログラムのカレントディレクトリのデフォルトは、/opt/SMAW/SMAWRrms (環境変数 RELIANT_PATHのデフォルト値)です。
このため、coreファイルを出力するよう設定しているシステム環境において、OnlineScript経由で起動されたアプリケーションに異常が発生した場合、出力されるcoreファイルは /opt配下に書き込まれます。
/opt配下に大量のcoreファイルが出力されると /optファイルシステムを圧迫します。その結果、PRIMECLUSTERが動作するために必要な情報が書き込めず、二重化運用ができなくなったり、PRIMECLUSTERの起動や切替えが正しく行われなくなったりする場合があります。 これらの状態を回避するために、以下のいずれかの方法でカレントディレクトリを適切なディレクトリに変更してください。
OnlineScriptの先頭でカレントディレクトリを変更する
アプリケーション内でカレントディレクトリを変更する
また、定期的に /opt配下を確認し、coreファイルが存在する場合は、別のディレクトリに移動して /optファイルシステムを圧迫しないようにしてください。