ここでは、RMS が使用する環境変数を以下の 3 種類に分けて説明します。
グローバル環境変数
クラスタ全体で定義する環境変数
ローカル環境変数
そのノード上でのみ定義する環境変数
RMS スクリプト実行環境変数
スクリプトが実行時に参照・設定する変数
参考
グローバル環境変数、ローカル環境変数の設定によって RMS の動作環境が変更できます。変更した環境変数を有効にするには、RMS を再起動する必要があります。
ローカル環境変数の変更
hvenv.local ファイルを変更し、自ノードで RMS を再起動することで、変更した値が有効になります。
グローバル環境変数の変更
全ノードで hvenv.local ファイルのグローバル環境変数の内容が同一になるように変更します。その後、各ノードで RMS を再起動することで、変更した値が有効になります(hvenv ファイルの変更は行わないでください)。
例えば、hvshut コマンドがタイムアウトになり、エラーメッセージが表示される場合は、利用者環境にあわせて RELIANT_SHUT_MIN_WAIT の値を変更してください。
注意
RMS 環境変数を利用者環境で明示的に設定することは避けてください。この操作を行うと、RMS の環境変数の設定が失われる場合があります。