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Symfoware Analytics ServerV12.2.0 利用ガイド
FUJITSU Software

J.1.17 symasunsetmltenv

概要

DWHサーバのマルチサーバ構成の登録を解除します。

コマンド格納先

/opt/FJSVsymas/bin

呼出し形式

symasunsetmltenv.sh \
[サーバ区分] \
[DWHサーバ名]

実行ユーザー

スーパーユーザー

パラメーターの説明

Linuxの場合

パラメーター

意味

省略時の動作

補足事項

サーバ区分

DWHサーバのサーバ区分を指定します。

省略不可

本コマンドを実行しているDWHサーバの区分を指定します。

  • プライマリサーバ: -P

  • セカンダリサーバ: -S

DWHサーバ名

DWHサーバ名を指定します。

省略不可

プライマリサーバ、セカンダリサーバのどちらの実行においても、マルチサーバ構成から解除するセカンダリサーバのDWHサーバ名を指定します。

復帰情報

復帰コード

意味

0

正常終了

0以外

異常終了

出力メッセージ

メッセージは、以下のアンセットアップログファイルに出力されます。メッセージの詳細は、“付録K メッセージ”を参照してください。

当社技術員に連絡する場合に採取する情報

注意

  • プライマリサーバで本コマンドを実行する際、登録解除対象のセカンダリサーバのSymfoware Analytics Serverは停止しておいてください。

  • 本コマンドの実行時にはSymfowae Analytics Serverの他の操作(コマンドやSQL文の実行など)を行わないでください。

  • コマンドは必ずプライマリサーバ、セカンダリサーバの両サーバで実行してください。

  • DWHサーバ名にプライマリサーバのサーバ名は指定しないでください。プライマリサーバのサーバ名を指定した場合、本コマンドは異常了します。

  • 単一サーバ構成の場合は、実行しないでください。

  • 複数のセカンダリサーバを登録した場合は、必ず以下の手順で登録解除してください。

    1. マルチサーバ構成の一覧の表示

      symassetmltenvコマンドをオプション無しで実行してマルチサーバ構成の一覧を表示します。
      symassetmltenvコマンドの詳細は、“J.1.16 symassetmltenv”を参照してください。

      例)
      1,"symfoas","primary","host=10.xxx.yyy.zzz:2638,(ooo::ppp:qqq:rrr:sss):2638"
      2,"symfoas_1","secondary","host=10.aaa.bbb.ccc:2638"
      3,"symfoas_2","secondary","host=dwhsv1:2638"
      4,"symfoas_3","secondary","host=dwhsv2:2638"
    2. セカンダリサーバの削除

      “サーバ種別”に“secondary”が表示された行の“id(自動採番済のID)”を確認して、“id(自動採番済のID)”が降順となるように各セカンダリサーバを登録解除します。

      例)
      # /opt/FJSVsymas/bin/symasunsetmltenv.sh -P symfoas_3
      # /opt/FJSVsymas/bin/symasunsetmltenv.sh -P symfoas_2
      # /opt/FJSVsymas/bin/symasunsetmltenv.sh -P symfoas_1

      複数のセカンダリサーバのうち、“id(自動採番済のID)”が“2”のセカンダリサーバを最後に登録解除するようにしてください。
      他のセカンダリサーバを登録解除していない状態で、“id(自動採番済のID)”が“2”のセカンダリサーバを削除するとsymasunsetmltenvコマンドは異常終了します。