概要
DWHサーバのマルチサーバ構成の登録を解除します。
コマンド格納先
/opt/FJSVsymas/bin
呼出し形式
symasunsetmltenv.sh \ [サーバ区分] \ [DWHサーバ名]
実行ユーザー
スーパーユーザー
パラメーターの説明
パラメーター | 意味 | 省略時の動作 | 補足事項 |
---|---|---|---|
サーバ区分 | DWHサーバのサーバ区分を指定します。 | 省略不可 | 本コマンドを実行しているDWHサーバの区分を指定します。
|
DWHサーバ名 | DWHサーバ名を指定します。 | 省略不可 | プライマリサーバ、セカンダリサーバのどちらの実行においても、マルチサーバ構成から解除するセカンダリサーバのDWHサーバ名を指定します。 |
復帰情報
復帰コード | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
0以外 | 異常終了 |
出力メッセージ
メッセージは、以下のアンセットアップログファイルに出力されます。メッセージの詳細は、“付録K メッセージ”を参照してください。
メッセージの形式
/var/opt/FJSVsymas/log/symasunsetup.log
当社技術員に連絡する場合に採取する情報
コマンドライン
メッセージの内容
アンセットアップログファイル
注意
プライマリサーバで本コマンドを実行する際、登録解除対象のセカンダリサーバのSymfoware Analytics Serverは停止しておいてください。
本コマンドの実行時にはSymfowae Analytics Serverの他の操作(コマンドやSQL文の実行など)を行わないでください。
コマンドは必ずプライマリサーバ、セカンダリサーバの両サーバで実行してください。
DWHサーバ名にプライマリサーバのサーバ名は指定しないでください。プライマリサーバのサーバ名を指定した場合、本コマンドは異常了します。
単一サーバ構成の場合は、実行しないでください。
複数のセカンダリサーバを登録した場合は、必ず以下の手順で登録解除してください。
マルチサーバ構成の一覧の表示
symassetmltenvコマンドをオプション無しで実行してマルチサーバ構成の一覧を表示します。
symassetmltenvコマンドの詳細は、“J.1.16 symassetmltenv”を参照してください。
例)
1,"symfoas","primary","host=10.xxx.yyy.zzz:2638,(ooo::ppp:qqq:rrr:sss):2638" 2,"symfoas_1","secondary","host=10.aaa.bbb.ccc:2638" 3,"symfoas_2","secondary","host=dwhsv1:2638" 4,"symfoas_3","secondary","host=dwhsv2:2638"
セカンダリサーバの削除
“サーバ種別”に“secondary”が表示された行の“id(自動採番済のID)”を確認して、“id(自動採番済のID)”が降順となるように各セカンダリサーバを登録解除します。
例)
# /opt/FJSVsymas/bin/symasunsetmltenv.sh -P symfoas_3 # /opt/FJSVsymas/bin/symasunsetmltenv.sh -P symfoas_2 # /opt/FJSVsymas/bin/symasunsetmltenv.sh -P symfoas_1
複数のセカンダリサーバのうち、“id(自動採番済のID)”が“2”のセカンダリサーバを最後に登録解除するようにしてください。
他のセカンダリサーバを登録解除していない状態で、“id(自動採番済のID)”が“2”のセカンダリサーバを削除するとsymasunsetmltenvコマンドは異常終了します。