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Symfoware Analytics ServerV12.2.0 利用ガイド
FUJITSU Software

J.1.12 arax_ifireq

概要

Interstage Information Integratorを利用したデータ連携機能に関する動作環境を変更します。

本コマンドは、変更可能な設定値をファイルに出力するエクスポートと、変更した設定値をインポートする機能があります。

インポートでは、対象のデータベースインスタンスを再起動します。

コマンド格納先

/opt/FJSVsymas/bin

呼出し形式

/opt/FJSVsymas/bin/arax_ifireq.sh { -e "Output File" | -i "Input File"}

実行ユーザー

スーパーユーザー

パラメーターの説明

パラメーター

意味

説明

-e "Output File"

Interstage Information Integratorを利用したデータ連携機能の動作環境に指定されている変更可能な設定値を"Output File"にエクスポートします。

  • エクスポート先のファイル名を指定します。

  • ファイルはカレントディレクトリに出力されます

-i "Input File"パラメーターと同時に指定できません。

-i "Input File"

Interstage Information Integratorを利用したデータ連携機能の動作環境を"Input File"の設定値で更新します。

  • カレントディレクトリにある、データ連携機能の設定値を記載したファイルのファイル名を指定します。

-e "Output File"パラメーターと同時に指定できません。

復帰情報

復帰コード

意味

0

正常終了

0以外

異常終了

出力メッセージ

メッセージは標準出力に出力されます。メッセージの詳細は“付録K メッセージ”を参照してください。

当社技術員に連絡する場合に採取する情報

実行例

Interstage Information Integratorを利用したデータ連携機能の動作環境から変更可能な設定値をエクスポートした場合

# /opt/FJSVsymas/bin/arax_ifireq.sh -e ifireq.ini
FIS-AREADY_AMGRAX: INFO: 10700: The command executed successfully.
#
# cat ifireq.ini
#msg_subsinf_type=nrm
exctterm=10
#sch_workingtime=
procgrp_userctl=yes
#proxy_url=
#no_proxy_domain=

Interstage Information Integratorを利用したデータ連携機能の動作環境に変更可能な設定値をインポートする場合

#インポートするファイルの内容
# cat ifireq.ini
msg_subsinf_type=add
exctterm=20
sch_workingtime=00:00-06:59
procgrp_userctl=no
#proxy_url=
#no_proxy_domain=

# /opt/FJSVsymas/bin/arax_ifireq.sh -i ifireq.ini
FIS-AREADY_AMGRAX INFO: 10700: The command executed successfully.
#

注意

  • コマンドは絶対パスで指定してください。

  • -e、-iのパラメーターにはファイル名のみを指定し、ディレクトリの指定を含めないでください。

  • エクスポートでは、同じファイルがカレントディレクトリにある場合、上書きします。

  • エクスポートで出力されたキー名は、変更しないでください。変更すると、正しく反映されないため動作しないことがあります。

  • インポートでは、データ連携サーバを再起動します。データ連携機能の処理プロセスは停止してください。

  • インポートで失敗した際には、以前の設定情報で再起動します。

  • 他のコマンドやバックアップ実施中は、本コマンドを実行しないでください。