概要
Interstage Information Integratorを利用したデータ連携機能に関する動作環境を変更します。
本コマンドは、変更可能な設定値をファイルに出力するエクスポートと、変更した設定値をインポートする機能があります。
インポートでは、対象のデータベースインスタンスを再起動します。
コマンド格納先
/opt/FJSVsymas/bin
呼出し形式
/opt/FJSVsymas/bin/arax_ifireq.sh { -e "Output File" | -i "Input File"}
実行ユーザー
スーパーユーザー
パラメーターの説明
パラメーター | 意味 | 説明 |
---|---|---|
-e "Output File" | Interstage Information Integratorを利用したデータ連携機能の動作環境に指定されている変更可能な設定値を"Output File"にエクスポートします。 |
-i "Input File"パラメーターと同時に指定できません。 |
-i "Input File" | Interstage Information Integratorを利用したデータ連携機能の動作環境を"Input File"の設定値で更新します。 |
-e "Output File"パラメーターと同時に指定できません。 |
復帰情報
復帰コード | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
0以外 | 異常終了 |
出力メッセージ
メッセージは標準出力に出力されます。メッセージの詳細は“付録K メッセージ”を参照してください。
当社技術員に連絡する場合に採取する情報
コマンドライン
メッセージの内容
コマンドに指定した"Input File"または"Output File"
実行例
Interstage Information Integratorを利用したデータ連携機能の動作環境から変更可能な設定値をエクスポートした場合
# /opt/FJSVsymas/bin/arax_ifireq.sh -e ifireq.ini FIS-AREADY_AMGRAX: INFO: 10700: The command executed successfully. # # cat ifireq.ini #msg_subsinf_type=nrm exctterm=10 #sch_workingtime= procgrp_userctl=yes #proxy_url= #no_proxy_domain=
Interstage Information Integratorを利用したデータ連携機能の動作環境に変更可能な設定値をインポートする場合
#インポートするファイルの内容 # cat ifireq.ini msg_subsinf_type=add exctterm=20 sch_workingtime=00:00-06:59 procgrp_userctl=no #proxy_url= #no_proxy_domain= # /opt/FJSVsymas/bin/arax_ifireq.sh -i ifireq.ini FIS-AREADY_AMGRAX INFO: 10700: The command executed successfully. #
注意
コマンドは絶対パスで指定してください。
-e、-iのパラメーターにはファイル名のみを指定し、ディレクトリの指定を含めないでください。
エクスポートでは、同じファイルがカレントディレクトリにある場合、上書きします。
エクスポートで出力されたキー名は、変更しないでください。変更すると、正しく反映されないため動作しないことがあります。
インポートでは、データ連携サーバを再起動します。データ連携機能の処理プロセスは停止してください。
インポートで失敗した際には、以前の設定情報で再起動します。
他のコマンドやバックアップ実施中は、本コマンドを実行しないでください。