ページの先頭行へ戻る
PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (伝送路二重化機能編)

5.2 クラスタ環境設定の追加手順

クラスタ運用の場合、通常の環境設定の他に、引継ぎ仮想インタフェースの設定、およびクラスタ環境設定が必要です。

図5.40 クラスタ環境設定の追加手順の流れに、1:1運用待機の場合のクラスタ環境設定追加手順の流れを示します。

相互待機、N:1運用待機の場合は、以下の手順“1) 構成情報の設定”から“5) クラスタ環境設定”を必要なノード数分行ってください。設定例については、“付録B 環境設定例”を参照してください。

図5.40 クラスタ環境設定の追加手順の流れ


引継ぎ仮想インタフェースの設定を行うために“表5.3 引継ぎ仮想インタフェース設定コマンド”に示すコマンドが提供されています。クラスタシステムがインストールされた環境でのみ実行してください。

表5.3 引継ぎ仮想インタフェース設定コマンド

種別

コマンド

機能概要

実行権限

引継ぎ仮想インタフェースの設定

/opt/FJSVhanet/usr/sbin/hanethvrsc

引継ぎ仮想インタフェース情報の登録/削除/表示を行います。

スーパユーザ