クラスタ運用の場合、通常の環境設定の他に、引継ぎ仮想インタフェースの設定、およびクラスタ環境設定が必要です。
図5.40 クラスタ環境設定の追加手順の流れに、1:1運用待機の場合のクラスタ環境設定追加手順の流れを示します。
相互待機、N:1運用待機の場合は、以下の手順“1) 構成情報の設定”から“5) クラスタ環境設定”を必要なノード数分行ってください。設定例については、“付録B 環境設定例”を参照してください。
図5.40 クラスタ環境設定の追加手順の流れ
引継ぎ仮想インタフェースの設定を行うために“表5.3 引継ぎ仮想インタフェース設定コマンド”に示すコマンドが提供されています。クラスタシステムがインストールされた環境でのみ実行してください。
種別 | コマンド | 機能概要 | 実行権限 |
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引継ぎ仮想インタフェースの設定 | /opt/FJSVhanet/usr/sbin/hanethvrsc | 引継ぎ仮想インタフェース情報の登録/削除/表示を行います。 | スーパユーザ |