以下の手順により、構成情報の追加を行います。なお、既に定義されている高速切替方式、RIP方式および高速切替/RIP方式切替の仮想インタフェースで使用しているNICを共有して構成情報を追加する場合も同様の手順で行います。
仮想インタフェース情報の設定をhanetconfig create コマンドで行います。複数の仮想インタフェース間でNIC共有を行う場合には、2つ目以降の仮想インタフェース設定時に、先に設定した仮想インタフェースが使用する物理インタフェースと同じ名前の物理インタフェース名を指定してhanetconfig create コマンドを実行してください。
詳細は“7.1 hanetconfigコマンド”を参照してください。
Solarisコンテナのゾーンを使用した構成の場合
高速切替方式の仮想インタフェースをゾーンで使用する場合、以下の手順により、構成情報の追加を行います。
仮想インタフェース情報の設定をhanetconfig create コマンドで行います。
追加した仮想インタフェースをstrhanetコマンドで活性化します。
ゾーンの作成を行います。作成方法については“3.2.4 Solarisコンテナのゾーン設定”を参照してください。
ゾーンの起動を行います。ゾーンを起動することにより、仮想インタフェース(sha0)上に論理仮想インタフェース(sha0:X)が付加されます。この時、IPアドレスはゾーン作成時に指定したIPアドレスが割り当てられます。