伝送路二重化機能によるインタフェースup/downの動作履歴をsyslogメッセージとして出力するためには、以下の設定を行う必要があります。
/etc/syslog.conf
メッセージ出力を有効にする場合
設定ファイルに“*.info”の情報を追加します。
なお、本設定では、/var/adm/messagesファイルにメッセージが出力されます。
# #ident "@(#)syslog.conf 1.4 96/10/11 SMI" /* SunOS 5.0 */
#
# Copyright (c) 1991-1993, by Sun Microsystems, Inc.
#
# syslog configuration file.
#
#
*.err;kern.notice;auth.notice /dev/console
*.err;kern.debug;daemon.notice;mail.crit;*.info /var/adm/messages |
メッセージ出力を無効にする場合
設定ファイルに“*.info”の情報を削除します。
# #ident "@(#)syslog.conf 1.4 96/10/11 SMI" /* SunOS 5.0 */ # # Copyright (c) 1991-1993, by Sun Microsystems, Inc. # # syslog configuration file. # # *.err;kern.notice;auth.notice /dev/console *.err;kern.debug;daemon.notice;mail.crit /var/adm/messages |
設定ファイル(/etc/syslog.conf)を変更した後、スーパ・ユーザ資格にて以下のようにsyslogデーモン(syslogd)へ定義ファイルの再読込み通知を行います。
以下の場合、234がプロセスIDになります。
# ps -ef | grep syslogd root 234 1 0 17:19:04 ? 0:00 /usr/sbin/syslogd |
(1)で取得したプロセス(上記例の場合、プロセスID=234)に対して、SIGHUPを送信します。
# kill -HUP 234 |
システムログの詳細な設定方法については、システムのオンラインマニュアルなどを参照してください。なお、伝送路監視異常時のメッセージについては、ERRORレベルでログに出力されるため、特別な設定を行う必要はありません。