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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (伝送路二重化機能編)

2.3.2 DR(Dynamic Reconfiguration)連携

GLSでは、以下の製品で提供される、DR(Dynamic Reconfiguration)機能(以降、DR機能)が使用できます。

注意

高速切替方式またはNIC切替方式で仮想インタフェースにIPv6の定義をしている場合には、DR機能を使用することはできません。

DR機能を使用する場合には、下記のマニュアルを必ず参照してください。

  • Dynamic Reconfiguration (DR) ユーザーズガイド

  • Dynamic Reconfiguration (DR) ユーザーズガイド I/Oデバイス編

伝送路二重化機能では、DRを実現するためにDR連携スクリプトを提供しています。従って、DRコマンドを実行することでDR連携スクリプトの呼び出しが行われ、仮想インタフェース(sha0等)および実インタフェース(hme0等)に対して切断、あるいは接続を行います。これにより、各種方式で使用しているインタフェース、機能およびDR連携スクリプトを意識することなくDR機能を実行することができます。“図2.47 DR動作概要”にDR機能を使用してのシステムボード(SB)交換の流れを示します。

図2.47 DR動作概要