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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (伝送路二重化機能編)

2.2.8 通信相手ホスト監視

GS/SURE連携方式において通信相手の実インタフェースのIPアドレスに対してping監視を一定間隔で実行します。
以下のいずれかの場合、経路の切替えを行い、メッセージを出力します。

それ以降は他経路を使用して通信を継続します。

本機能は、GS/SURE連携方式の場合のみ使用できます。高速切替方式の場合には、仮想インタフェース活性化時に本機能に相当する処理が自動的に実行されます。RIP方式およびNIC切替方式の場合、本機能は使用できません。

注意

本機能は、実行したpingが30秒間無反応になった場合、pingのハングアップとして検出します。pingのハングアップ検出は、Solaris10かつGLSのパッチ914233-10以降を適用している場合に有効になります。

図2.36 通信相手ホスト監視