GS/SURE連携方式において通信相手の実インタフェースのIPアドレスに対してping監視を一定間隔で実行します。
以下のいずれかの場合、経路の切替えを行い、メッセージを出力します。
伝送路に異常を検出した
pingのハングアップを検出した
相手から異常通知を受信した
それ以降は他経路を使用して通信を継続します。
本機能は、GS/SURE連携方式の場合のみ使用できます。高速切替方式の場合には、仮想インタフェース活性化時に本機能に相当する処理が自動的に実行されます。RIP方式およびNIC切替方式の場合、本機能は使用できません。
注意
本機能は、実行したpingが30秒間無反応になった場合、pingのハングアップとして検出します。pingのハングアップ検出は、Solaris10かつGLSのパッチ914233-10以降を適用している場合に有効になります。
図2.36 通信相手ホスト監視