画面から環境設定を変更する場合、環境設定項目によっては、変更できる項目と変更できない項目があります。また、変更できる項目においては、リカバリ・カタログ・データベース作成状態や、有効なバックアップの存在状態によって変更条件が異なります。
2つの条件のパターンから、3つの状態(※)が存在します。
状態(1):リカバリ・カタログ・データベース未作成の状態
状態(2):リカバリ・カタログ・データベース作成済みで、かつ、有効なバックアップが存在しない状態
状態(3):リカバリ・カタログ・データベース作成済みで、かつ、有効なバックアップが存在する状態
※:オンラインバックアップ取得には、リカバリ・カタログ・データベースの作成が必要です。
環境設定項目の変更条件を、以下の一覧に示します。
状態のパターン
状態(1):リカバリ・カタログ・データベース未作成の状態
状態(2):リカバリ・カタログ・データベース作成済みで、かつ、有効なバックアップが存在しない状態
状態(3):リカバリ・カタログ・データベース作成済みで、かつ、有効なバックアップが存在する状態
【凡例】○:変更可能、×:変更不可
入力項目 | 状態(1) | 状態(2) | 状態(3) |
---|---|---|---|
環境設定名 | × | × | × |
データベース運用形態 | × | × | × |
データファイルバックアップ方法 | × | × | × |
データベースファイル種別 | × | × | × |
データベース名 | ○ | × | × |
Oracle Version | ○ | × | × |
Oracle Edition | ○ | × | × |
OSユーザー(Database) | ○ | × | × |
ORACLE_HOME(Database) | ○ | × | × |
OSユーザー(Grid) | ○ | × | × |
ORACLE_HOME(Grid) | ○ | × | × |
アーカイブログ出力先 | ○ | ○ | ○ ※1 |
RMfO管理領域種別 | × | × | × |
RMfO管理領域ボリューム | × | × | × |
RMfO管理領域ディレクトリ | × | × | × |
バックアップ管理世代数 | ○ ※2 | ○ ※2 | × |
バックアップ取得前に古いバックアップを削除する | ○ | ○ | ○ |
バックアップ時にアーカイブログを自動削除する | ○ | ○ | ○ |
バックアップをリカバリ・カタログに登録する | ○ | ○ | × |
実行ログ保存期間 | ○ | ○ | ○ |
トレースレベル | ○ | ○ | ○ |
追加:無条件に可能
変更:編集後バックアップ必須
削除:編集後バックアップ必須
変更後、”RMANバックアップ情報入力画面”と”ACMバックアップ情報入力画面”の再入力が必要
状態のパターン
状態(1):リカバリ・カタログ・データベース未作成の状態
状態(2):リカバリ・カタログ・データベース作成済みで、かつ、有効なバックアップが存在しない状態
状態(3):リカバリ・カタログ・データベース作成済みで、かつ、有効なバックアップが存在する状態
【凡例】○:変更可能、×:変更不可
入力項目 | 状態(1) | 状態(2) | 状態(3) |
---|---|---|---|
ホスト名 | ○ | ○ ※1 | ○ ※1 |
ORACLE_SID | ○ | ○ ※1 | ○ ※1 |
ASMインスタンス名(全ノード) | ○ | ○ ※1 | ○ ※1 |
追加:無条件に可能
変更:【RMfO機能】バックアップ初期化+【RMfO機能】カタログ更新が必須
削除:無条件に可能
状態のパターン
状態(1):リカバリ・カタログ・データベース未作成の状態
状態(2):リカバリ・カタログ・データベース作成済みで、かつ、有効なバックアップが存在しない状態
状態(3):リカバリ・カタログ・データベース作成済みで、かつ、有効なバックアップが存在する状態
【凡例】○:変更可能、 ×:変更不可
入力項目 | 状態(1) | 状態(2) | 状態(3) |
---|---|---|---|
データファイルバックアップ先種別 | ○ | ○ | × |
データファイルバックアップ先ボリューム | ○ | ○ | × |
データファイルバックアップ先ディレクトリ | ○ | ○ | × |
制御ファイルバックアップ先種別 | ○ | ○ | × |
制御ファイルバックアップ先ボリューム | ○ | ○ | × |
制御ファイルバックアップ先ディレクトリ | ○ | ○ | × |
アーカイブログバックアップ先種別 | ○ | ○ | × |
アーカイブログバックアップ先ボリューム | ○ | ○ | × |
アーカイブログバックアップ先ディレクトリ | ○ | ○ | × |
SPFILEバックアップ先種別 | ○ | ○ | × |
SPFILEバックアップ先ボリューム | ○ | ○ | × |
SPFILEバックアップ先ディレクトリ | ○ | ○ | × |
状態のパターン
状態(1):リカバリ・カタログ・データベース未作成の状態
状態(2):リカバリ・カタログ・データベース作成済みで、かつ、有効なバックアップが存在しない状態
状態(3):リカバリ・カタログ・データベース作成済みで、かつ、有効なバックアップが存在する状態
【凡例】○:変更可能、 ×:変更不可
入力項目 | 状態(1) | 状態(2) | 状態(3) |
---|---|---|---|
業務ボリュームマウントポイント | ○ | ○ | × |
表領域 | ○ | ○ | × |
ASMディスク・グループ名 | ○ | ○ | × |
業務ボリューム | ○ | ○ | × |
バックアップボリューム | ○ | ○ | × |
ファイル読み込み | ○ | ○ | × |
状態のパターン
状態(1):リカバリ・カタログ・データベース未作成の状態
状態(2):リカバリ・カタログ・データベース作成済みで、かつ、有効なバックアップが存在しない状態
状態(3):リカバリ・カタログ・データベース作成済みで、かつ、有効なバックアップが存在する状態
【凡例】○:変更可能、 ×:変更不可
入力項目 | 状態(1) | 状態(2) | 状態(3) |
---|---|---|---|
データベース名(ORACLE_SID) | ○ | × | × |
ORACLE_HOME | ○ | × | × |
リスナー名 | ○ | × | × |
ポート番号 | ○ | × | × |
リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワード | ○ | × | × |
リカバリ・カタログ・データベースSYSパスワード(確認) | ○ | × | × |
カタログ・ユーザー名 | ○ | × | × |
カタログ・ユーザーパスワード | ○ | × | × |
カタログ・ユーザーパスワード(確認) | ○ | × | × |
SGAコンポーネント合計サイズ(SGA_TARGET) | ○ | × | × |
同時接続可能OSのユーザー・プロセス最大数 | ○ | × | × |
一時表領域サイズ | ○ | × | × |