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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

10.2.2 【前作業】ACM環境の確認方法

ACMを使用する場合、ACM環境に対して、以下を確認してください。


物理コピー完了状態の確認方法

同一のターゲットデータベースに対するオンライン復旧(同一世代・別世代ともに)やオフライン復旧の物理コピーが存在しないことを確認してください。
物理コピー完了状態の確認方法の例は、以下のとおりです。


  1. rootユーザーでログインします

    対象ノードのサーバに、rootユーザーでログインします。
    rootユーザー以外でログインしている場合は、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更してください。

  2. ACMのコマンドを使用して、逆方向(複製先から複製元)の物理コピーの完了状態を確認します

    Direction列、Status列、Execute列から、物理コピーの状態を確認してください。

    物理コピー完了状態を確認

    # /opt/FJSVswsrp/bin/swsrpstat -E
    Server  Original-Volume                         Replica-Volume                    Direction Status Execute
    host1 /dev/FJSVmplb/dsk/mplb2056s0@host1        /dev/FJSVmplb/dsk/mplb2068s0@host2 ----      ----   ----
    host1 /dev/FJSVmplb/dsk/mplb2056s1@host1        /dev/FJSVmplb/dsk/mplb2068s1@host2 ----      ----   ----
    host1 /dev/FJSVmplb/dsk/mplb2056s3@host1        /dev/FJSVmplb/dsk/mplb2068s3@host2 ----      ----   ----
    :
    (省略)
    :

    参照

    ACMの操作方法については、「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド」を参照してください。