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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

10.2.1 【前作業】管理領域・バックアップ領域の確認方法

管理領域、および、バックアップ領域に対して、以下を確認してください。


マウント状態の確認方法

管理領域、および、バックアップ領域の領域指定がボリューム指定の場合、アンマウント状態であることを確認してください。
マウント状態の確認やアンマウントの方法の例は、以下のとおりです。


  1. rootユーザーでログインします

    対象ノードのサーバに、rootユーザーでログインします。
    rootユーザー以外でログインしている場合は、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更してください。

  2. ボリュームのマウント状態を確認します

    マウント状態を確認

    # df -ln
    /                  : ufs
    /devices           : devfs
    /system/contract   : ctfs
    /proc              : proc
    :
    (省略)
    :
    /backup            : ufs
  3. RMfO管理領域やバックアップ領域がマウント状態である場合は、アンマウントします

    アンマウント

    # umount /backup

    /backup : RMfO管理領域やバックアップ領域のマウントポイントの例


注意

以下の領域をマウントしたままバックアップを実行した場合、二重マウントによりファイルシステムが破壊される場合や、バックアップが正常終了しても、取得されたバックアップがデータベースの復旧に使用できない場合があります。

  • 管理領域

    • RMfO管理領域(ボリューム指定の場合)

  • バックアップ領域

    • オフラインバックアップ領域

そのため、バックアップ実行前に、必ず、上記の領域がどのサーバからもマウントされていないことを確認してください。