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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

9.4.6 【CUI操作】オンラインEC同期開始機能

オンラインEC同期開始機能のコマンド操作手順を説明します。

ポイント

  • オンラインEC同期開始機能は、画面からの操作はできません。コマンドでの操作のみとなります。

  • バックアップ方法にACM(EC)を選択している場合のみ使用してください。

  • クラスタ環境の場合は、プライマリノードで実行してください。

  • オンラインバックアップを行う前に、実行してください。

  • オンラインEC同期開始機能を行う前に、「9.2 オンラインバックアップ系の前作業の操作手順」を参照して、準備作業をすべて完了してください。

  1. rootユーザーでログインします

    対象ノードのサーバに、rootユーザーでログインします。
    rootユーザー以外でログインしている場合は、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更してください。

  2. オンラインEC同期開始コマンドを実行します

    以下のようにオンラインEC同期開始コマンドを実行してください。
    オンラインEC同期開始が実行されます。

    # installdir/bin/rmfosyncstart confname

    installdir : 本製品のインストールディレクトリ
    confname : 環境設定名

    参照

    オンラインEC同期開始コマンドの詳細については、「第16章 コマンド」を参照してください。

  3. 実行結果を確認します

    コマンド処理が完了すると、処理終了メッセージが表示されます。
    コマンド終了ステータス、および、処理終了メッセージで、コマンドの処理結果を確認してください。

    エラーの場合は、実行ログを確認して、エラーの原因調査、および、対応を行ってください。