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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

9.4.5 【CUI操作】オンライン物理コピー状態通知機能

オンライン物理コピー状態通知機能のコマンド操作手順を説明します。

ポイント

  • オンライン物理コピー状態通知機能は、画面からの操作はできません。コマンドでの操作のみとなります。

  • バックアップ方法にRMANを選択している場合は、オンライン物理コピー状態通知コマンドは使用できません。

  • クラスタ環境の場合は、プライマリノードで実行してください。

  • オンライン物理コピー状態通知機能を行う前に、「9.2 オンラインバックアップ系の前作業の操作手順」を参照して、準備作業をすべて完了してください。

  1. rootユーザーでログインします

    対象ノードのサーバに、rootユーザーでログインします。
    rootユーザー以外でログインしている場合は、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更してください。

  2. オンライン物理コピー状態通知コマンドを実行します

    • オンラインバックアップの物理コピーの場合

    • EC同期完了待ちの場合

    上記のケースで現在の物理コピー進捗状況を知りたい場合は、以下のようにオンライン物理コピー状態通知コマンドを実行してください。
    物理コピー状況が表示されます。

    # installdir/bin/rmfoacmstat confname -b

    installdir : 本製品のインストールディレクトリ
    confname : 環境設定名

    物理コピーが完了するまで待つ場合は、以下のようにオンライン物理コピー状態通知コマンドを実行してください。
    コマンド処理内で物理コピー状況が定期的にチェックされ、物理コピーが完了するとコマンドが終了します。

    # installdir/bin/rmfoacmstat confname -b -w s

    installdir : 本製品のインストールディレクトリ
    confname : 環境設定名
    s : チェック間隔(秒)。省略時は180秒

    • オンラインリストアの物理コピーの場合

      上記のケースで現在の物理コピー進捗状況を知りたい場合は、以下のようにオンライン物理コピー状態通知コマンドを実行してください。
      物理コピー状況が表示されます。

      # installdir/bin/rmfoacmstat confname -r n

      installdir : 本製品のインストールディレクトリ
      confname : 環境設定名
      n : バックアップ世代番号

      物理コピーが完了するまで待つ場合は、以下のようにオンライン物理コピー状態通知コマンドを実行してください。
      コマンド処理内で物理コピー状況が定期的にチェックされ、物理コピーが完了するとコマンドが終了します。

      # installdir/bin/rmfoacmstat confname -r n -w s

      installdir : 本製品のインストールディレクトリ
      confname : 環境設定名
      n : バックアップ世代番号
      s : チェック間隔(秒)。省略時は180秒

    参照

    オンライン物理コピー状態通知コマンドの詳細については、「第16章 コマンド」を参照してください。

  3. 実行結果を確認します

    コマンド処理が完了すると、処理終了メッセージが表示されます。
    コマンド終了ステータス、および、処理終了メッセージで、コマンドの処理結果を確認してください。

    エラーの場合は、実行ログを確認して、エラーの原因調査、および、対応を行ってください。