オンライン環境設定ファイルの有効化では、実行ノードの本製品のインストールディレクトリ配下に作成されたオンライン環境設定ファイルを、RMfO管理領域内にコピーして、設定された運用環境が使えるように、本製品に登録します。その際、オンライン環境設定ファイル内に設定されたパスワード情報は、すべて暗号化されます。
コマンドを使用して、オンライン運用環境設定の有効化を実行する手順を説明します。
注意
「7.1 オンライン運用環境設定の流れ」を参照して、事前に行うべき作業がすべて完了していることを確認してください。
環境設定を有効化すると、以下の環境設定ファイルはすべて暗号化されます。また、暗号化された環境設定ファイルは再利用できません。コマンドで運用環境設定の変更を行う場合などに、一度使用した環境設定ファイルを再利用する際は、以下の環境設定ファイルの再作成が必要となります。
ポイント
クラスタ構成の場合は、プライマリノードで実行します。
rootユーザーでログインします
データベースサーバにrootユーザーでログインします。root以外のユーザーでログイン後、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更することもできます。
オンライン環境設定コマンドを実行します
以下のコマンドを実行してください。
オンライン環境設定ファイルが有効化され、パスワードが暗号化されます。
# installdir/bin/rmfoconfig confname -a |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
実行結果を確認します
コマンド処理が完了すると、処理終了メッセージが表示されます。
コマンド終了ステータス、および、処理終了メッセージで、コマンドの処理結果を確認してください。コマンド終了ステータスについては、「第16章 コマンド」を参照してください。処理終了メッセージについては、「第17章 メッセージ」を参照してください。
実行ログを確認して、エラーが発生していないことを確認してください。実行ログについては、「第18章 実行ログ」を参照してください。