本製品では、以下のファイル形式をサポートしています。
ファイルシステム
ufs
ufs logging
GFS共用ファイルシステム(sfcfs)
ZFS
注意
ZFSは、本製品のインストール領域のみサポートします。
GFSローカルファイルシステム(sfxfs)は、サポートしません。
参照
GFSローカルファイルシステムおよびGFS共用ファイルシステムについては、「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」を参照してください。
RAWデバイス
GDSボリューム
互換デバイス
マルチパスデバイス
注意
ターゲットデータベースのデータベースファイルをRAWデバイス上に配置する場合は、キャラクター型論理デバイスを使用してデータベースファイルを作成してください。
環境設定に指定するボリューム名は、ブロック型論理デバイスの名前で指定してください。
ASM
参照
ASMについては、「Oracle Database 管理者ガイド」を参照してください。
NFS
シンボリックリンク(ディレクトリ)
注意
ディレクトリに対するシンボリックのみサポートします。ファイルに対するシンボリックリンクはサポートしません。
参照
各領域で指定できるファイル形式の一覧については、「B.1 ディスク資源一覧」を参照してください。
ターゲットデータベース領域
ターゲットデータベース領域の格納領域に指定できるファイル形式は、データベース運用体系により異なります。
ファイルシステムは、すべての領域で指定できます。
ただし、GFS共用ファイルシステム(sfcfs)は指定できません。
RAWデバイスは、アーカイブログ領域以外は指定できます。ただし、Oracle Database 12c の場合は、すべての領域で、RAWデバイスを使用できません。
ASMは、すべての領域で指定できません。
NFSは、ACM機能、および、OS機能(dd)でバックアップを取得する領域以外で指定できます。
ただし、OracleやRMANが動作可能な設定である必要があります。
シンボリックリンク(ディレクトリ)は、以下のいずれかの条件の場合に、すべての領域で指定できます。
オンラインバックアップ系の運用で、カタログ登録の指定なしの場合。
オフラインバックアップ系の運用の場合。
注意
データファイル領域は、ファイルシステムとRAWデバイスの混在はできません。すべてのデータファイルを、どちらかのファイル形式に統一してください。
ファイルシステムは、アーカイブログ領域にGFS共用ファイルシステム(sfcfs)のみを指定できます。アーカイブログ領域以外にファイルシステムは指定できません。
ただし、OracleやRMANが動作可能な設定である必要があります。
RAWデバイスは、すべての領域で指定できません。
ASMは、すべての領域で指定できます。
NFSは、アーカイブログ領域に指定できます。
アーカイブログ領域以外には指定できません。
ただし、OracleやRMANが動作可能な設定である必要があります。
シンボリックリンク(ディレクトリ)は、すべての領域で指定できません。
注意
RAC構成時は、実行ノードからすべてのクラスタノードのアーカイブログ出力領域が参照できる必要があります。また、バックアップ対象データベースのアーカイブログ出力先を多重化している場合、すべての多重化されたアーカイブログ出力先が、実行ノードから参照できる必要があります。
管理領域・作業領域・バックアップ領域
管理領域、作業領域、および、バックアップ領域に指定できるファイル形式は、オンライン系・オフライン系の運用により異なります。
ファイルシステムは、スナップショット制御ファイル領域以外で、かつ、データファイルバックアップ領域(ACM)以外で指定できます。
ただし、GFS共用ファイルシステム(sfcfs)は指定できません。
RAWデバイスは、データファイルバックアップ領域(ACM)で指定できます。
ASMは、スナップショット制御ファイル領域のみで指定できます。
NFSは、すべての領域で指定できません。
シンボリックリンク(ディレクトリ)は、すべての領域で指定できません。
ファイルシステムは、RMfO管理領域のみ指定できます。
ただし、GFS共用ファイルシステム(sfcfs)は指定できません。
RAWデバイスは、オフラインバックアップ領域のみ指定できます。
ASMは、すべての領域で指定できません。
NFSは、すべての領域で指定できません。
シンボリックリンク(ディレクトリ)は、すべての領域で指定できません。