バックアップ方法にACM機能（QuickOPC）を使用する場合は、ETERNUSの機種やファームウェア版数によりQuickOPCのトラッキングキャンセルを行う必要があります。以下の条件の場合に、QuickOPCのトラッキングキャンセルを行ってください。
QuickOPCのトラッキングキャンセルを行う条件
ETERNUSの機種やファームウェア版数がマルチコピー状態でのリストア時にトラッキングをキャンセルする必要がある環境下で、オンライン復旧やオフライン復旧を行う場合、同一のターゲットデータベースに対する別セッションのQuickOPCのトラッキングをキャンセルしてください。
参照
トラッキングをキャンセルする必要があるETERNUSの機種やファームウェア版数については、「ETERNUS ディスクアレイ SA/SEハンドブック」（機能編、装置編など）の、”マルチコピー状態でのリストア”の記載箇所などを参照してください。
注意
QuickOPCのトラッキングをキャンセルすると、次回のQuickOPCでのバックアップでは、差分コピーではなく全体コピーとなります。次回のバックアップに時間がかかる可能性があります。
オンラインバックアップ初期化やオフラインバックアップ初期化では、QuickOPCのトラッキングはキャンセルしません。
