本製品では、バックアップ・復旧の運用中に、ターゲットデータベースを一時的に停止する場合があります。
クラスタ構成でPCLを使用する場合、以下の点に注意が必要です。
PCL Wizard for OracleによるOracleリソース監視が行われていると、ターゲットデータベースの停止により、フェイルオーバーする場合があります。ターゲットデータベースを停止する機能を実行する前に、利用者にてOracleリソース監視を中断してください。また、機能実行後は、Oracleリソース監視を再開してください。
本製品で内部的にターゲットデータベースの停止を行う機能、および、実施条件は、以下のとおりです。
オンラインバックアップ系の運用
オンラインバックアップ系の運用で使用する機能では、ターゲットデータベースは停止しません。
オンライン復旧系の運用
オンラインバックアップ系の運用で使用する機能では、以下の機能でターゲットデータベースを停止します。
ターゲットデータベースの破損状態により、ターゲットデータベースを停止する場合があります。
復旧後は、ターゲットデータベースを起動します。
ターゲットデータベースを必ず停止します。
復旧後は、ターゲットデータベースを起動します。
DBチェックで確認した破損状況に関係なく、利用者の選択によりターゲットデータベースを必ず停止します。
復旧後は、ターゲットデータベースを起動します。
オフラインバックアップ系の運用
オフラインバックアップ系の運用で使用する機能では、以下の機能でターゲットデータベースを停止します。
ターゲットデータベースを必ず停止します。
バックアップ後は、ターゲットデータベースを起動します。
注意
オフラインバックアップ機能でコピーモードを指定した場合は、利用者にてターゲットデータベースを停止する必要がありますので、Oracleリソース監視の操作が必要です。
オフライン復旧系の運用
オフラインバックアップ系の運用で使用する機能では、以下の機能でターゲットデータベースを停止します。
ターゲットデータベースが起動状態であれば、必ず停止します。
復旧後は、ターゲットデータベースを起動します。
注意
オフライン復旧機能でコピーモードを指定した場合は、利用者にてターゲットデータベースを停止する必要がありますので、Oracleリソース監視の操作が必要です。