本製品では、運用ごとにASMディスク・グループのマウント状態の条件が異なります。
各運用の動作は、以下のとおりです。
オンラインバックアップ運用
バックアップ対象資源が配置されているすべてASMディスク・グループは、実行ノードではマウントされている必要があります。
実行ノード以外ではマウント状態・ディスマウント状態のどちらでも問題ありません。
本製品で内部的にディスマウント、マウントは行いません。
オンライン復旧運用
バックアップ方法がACMの場合、データファイル格納領域のASMディスク・グループは、すべてのノードでディスマウントされている必要があります。データファイル格納領域以外のASMディスク・グループは、実行ノードと縮退ノード以外のノードでマウントされている必要があります。
バックアップ方法がRMANの場合、バックアップ対象資源が配置されているすべてのASMディスク・グループは、実行ノードと縮退ノード以外のノードでマウントされている必要があります。
参照
本製品でのASMディスク・グループの操作については、「3.7.1 RACノード縮退時の運用」を参照してください。
オフラインバックアップ運用
オフラインバックアップ運用の運用方式によりマウント状態の制約が異なります。
バックアップ対象資源が配置されているすべてのASMディスク・グループは、実行ノードと縮退ノード以外のノードでマウント状態である必要があります。
本製品で内部的にディスマウント、マウントします。
バックアップ対象資源が配置されているすべてのASMディスク・グループは、すべてのノードでディスマウント状態である必要があります。
利用者は、運用前にディスマウントして、運用後にマウントする必要があります。
本製品で内部的にディスマウント、マウントは行いません。
参照
本製品でのASMディスク・グループの操作については、「3.7.1 RACノード縮退時の運用」を参照してください。
オフライン復旧運用
オフライン復旧運用の運用方式によりマウント状態の制約が異なります。
復旧対象資源が配置されているすべてのASMディスク・グループは、マウント状態・ディスマウント状態のどちらでも問題ありません。
本製品で内部的にディスマウント、マウントします。
復旧対象資源が配置されているすべてのASMディスク・グループは、すべてのノードでディスマウント状態である必要があります。
利用者は、運用前にディスマウントして、運用後にマウントする必要があります。
本製品で内部的にディスマウント、マウントは行いません。
参照
本製品でのASMディスク・グループの操作については、「3.7.1 RACノード縮退時の運用」を参照してください。