オンライン復旧では、以下の資源が復旧対象となります。
データファイル(表領域)
制御ファイル
アーカイブログ
SPFILE(データベースファイル種別がASMの場合のみ)
一時ファイル(一時表領域)
オンラインREDOログ・ファイル
ただし、上記の資源のうち、どの資源を復旧するかの判定は、運用方式によって異なります。
オンラインリカバリー運用では、DBチェックで上記資源に破損がない場合は復旧しません。
オンラインリストア運用では、DBチェックで確認した破損状況に関係なく、無条件に上記のすべての資源を復旧します。
オンラインカスタムリカバリー運用では、DBチェックで確認した破損状況に関係なく、選択した資源のみ復旧します。
注意
一時ファイル(一時表領域)、および、オンラインREDOログ・ファイルは、バックアップ対象外ですが、復旧対象となります。
シングル構成時、および、HA構成時は、PFILEやSPFILEはバックアップ・復旧の対象外です。
必要に応じて、管理者により別途復旧してください。
以下のデータベース資源はバックアップ・復旧の対象外です。
必要に応じて、管理者により別途復旧してください。
パスワードファイル
各種ネットワークファイル
投票ディスク、OCR
ACMバックアップ対象外のASMディスク・グループ
ASMインスタンスのPFILEまたはSPFILE
その他、復旧対象資源に記載のない資源
Oracle Data Guard環境、および、Oracle Active Data Guard環境の場合、スタンバイREDOログは、復旧の対象外です。スタンバイREDOログに異常が発生した場合、利用者が必要に応じて手動でスタンバイREDOログの再作成を行ってください。