バックアップ方法は、オンライン運用環境設定で指定してください。
バックアップ方法は、以下の2通りの方法があります。
バックアップ方法が「RMAN」の場合
すべてのバックアップ対象資源に対して、RMAN機能を使用してバックアップを取得します。
バックアップ方法が「ACM」の場合
データファイルに対して、ACMレプリケーション機能(OPC/QuickOPC/EC)を使用してスライス単位で高速バックアップを取得します。
データファイル以外のバックアップ対象資源に対して、RMAN機能を使用してバックアップを取得します。
運用方式ごとの、バックアップ方法の指定と各バックアップ対象資源のバックアップ手段の関係は、以下のとおりです。
バックアップ | バックアップ方法 | |
---|---|---|
RMAN | ACM | |
データファイル | RMAN機能 | ACMレプリケーション機能 |
制御ファイル | RMAN機能 | RMAN機能 |
アーカイブログ | RMAN機能 | RMAN機能 |
SPFILE | RMAN機能 | RMAN機能 |
バックアップ | バックアップ方法 | |
---|---|---|
RMAN | ACM | |
アーカイブログ | RMAN機能 | RMAN機能 |
注意
RMAN機能については、以下の制約があります。
増分バックアップ機能は使用できません。
バックアップ暗号化機能は使用できません。
参照
ACMレプリケーション機能の詳細については、「4.6 ACM設計」を参照してください。