ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

まえがき

本書の目的

本書は、ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2の使用方法について説明しています。
ETERNUS SF Recovery Manager for Oracleは、富士通株式会社が提供する、Oracleデータベースのバックアップおよびリカバリーを行うソフトウェア製品です。
本書は、Solaris版を対象としています。


本書の読者

本書は、ETERNUS SF Recovery Manager for Oracleを使用してOracleデータベースの管理を行うシステム管理者を対象としています。
本書を読むためには、以下の知識が必要です。

本書は、読者に、上記の知識があることを前提としていますので、一部の用語については説明を省いています。


本書の構成

本書は、以下の構成となっています。

第1部 概要

本製品の概要について説明しています。

第1章 Recovery Manager for Oracleの概要

運用方法や機能についての概要を説明しています。

第2部 設計

本製品を導入するに当たり、事前に設計すべき事項について、順番に説明しています。

第2章 導入条件

ハードウェア/ソフトウェア動作条件について説明しています。

第3章 運用方式設計

本製品を使用したデータベースのバックアップ・復旧運用に関する設計項目と注意事項について説明します。

第4章 環境設計

本製品の導入環境(サーバ、OS、ディスク)に関する設計項目と注意事項について説明しています。

第5章 運用設計

バックアップ・復旧運用において本製品の機能を使用するに当たり、事前に設計・注意すべき項目について説明しています。

第3部 導入

本製品の導入手順について説明しています。

第6章 インストール/アンインストール

本製品のインストールとアンインストールの手順について説明しています。

第7章 オンライン運用環境設定

本製品でオンライン系の運用を行う場合の、運用環境設定手順について説明しています。

第8章 オフライン運用環境設定

本製品でオフライン系の運用を行う場合の、運用環境設定手順について説明しています。

第4部 バックアップ運用

本製品によるデータベースのバックアップ運用手順について説明しています。

第9章 オンラインバックアップ系の運用

本製品でオンラインバックアップ系の運用を行う場合の手順について説明しています。

第10章 オフラインバックアップ系の運用

本製品でオフラインバックアップ系の運用を行う場合の手順について説明しています。

第5部 復旧運用

本製品によるデータベースの復旧運用手順について説明しています。

第11章 オンライン復旧系の運用

本製品でオンライン復旧系の運用を行う場合の手順について説明しています。

第12章 オフライン復旧系の運用

本製品でオフライン復旧系の運用を行う場合の手順について説明しています。

第6部 保守運用

本製品によるデータベースのバックアップ・復旧運用中に、システムの保守作業が発生した場合の対処方法について説明しています。

第13章 Oracleデータベース保守運用

Oracle Databaseのソフトウェアや、データベースの保守作業を行う場合に、本製品で行うべき対処について説明しています。

第14章 サーバ・ディスク保守運用

サーバやディスクの保守作業を行う場合に、本製品で行うべき対処について説明しています。

第15章 トラブル時保守運用

本製品の機能でエラーが発生した場合に、システム管理者のトラブルシューティングや、製品サポートへの問い合わせで必要となる情報について説明しています。

第7部 リファレンス

本製品を使用する際に参考となる詳細情報について説明しています。

第16章 コマンド

本製品が提供するコマンドについて説明しています。

第17章 メッセージ

本製品で使用されるメッセージについて説明しています。

第18章 実行ログ

本製品で出力される実行ログについて説明しています。

第19章 環境設定情報

導入時の運用環境設定で画面から設定する環境設定情報について説明しています。

第20章 環境設定ファイル

導入時の運用環境設定で作成する環境設定ファイルについて説明しています。

付録A 機能対応一覧

本製品のエディション間の機能差や機能の提供方式(画面/コマンド)について一覧にまとめています。

付録B ディスク資源一覧

ディスク資源配置について一覧にまとめています。

付録C 環境設定項目の設定条件一覧

環境設定情報の細かい設定条件について説明しています。

付録D アップグレード手順

本製品の V15.x および V16.0 からのアップグレード手順について説明しています。


関連製品のマニュアル

本書を読む際に、必要に応じて以下のマニュアルをお読みください。

Oracle Database
  • Oracle Database概要

  • Oracle Database管理者ガイド

  • Oracle Databaseリファレンス

  • Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド

  • Oracle Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド

  • Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド

  • Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド

ETERNUS SF AdvancedCopy Manager(アドバンスト・コピー機能を使用する場合)
  • ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 解説書

  • ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入ガイド

  • ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド

  • ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド

PRIMECLUSTER(クラスタ構成でPRIMECLUSTERを使用する場合)
  • PRIMECLUSTER コンセプトガイド

  • PRIMECLUSTER 導入運用手引書

  • PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書

  • PRIMECLUSTER Web-Based Admin View操作手引書

  • PRIMECLUSTER Global Disk Services説明書

  • PRIMECLUSTER Global File Services説明書

  • PRIMECLUSTER 活用ガイド<クラスタ構築・運用時の留意点>

  • PRIMECLUSTER 活用ガイド<コマンドリファレンス編>

  • PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書


本書の表記について

略称について
  • 以下の製品については、“FUJITSU Storage”を省略して記載することがあります。

    • FUJITSU Storage ETERNUS SF 製品全般

    • FUJITSU Storage ETERNUS 製品全般

  • 富士通ストレージシステム ETERNUS のSAN対応ディスクアレイ装置(ETERNUS DX60/DX80/DX90、ETERNUS DX400 series、ETERNUS DX8000 seriesなど)を、“ETERNUS”または“ETERNUSシリーズ”と略しています。

  • ETERNUS SF AdvancedCopy Manager は、“AdvancedCopy Manager”または“ACM”と記載することがあります。

  • PRIMECLUSTER は、“PCL”と記載することがあります。

  • PRIMECLUSTER Wizard for Oracle は、“Wizard for Oracle”と記載することがあります。

  • ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle は、“Recovery Manager for Oracle”または“RMfO”と記載することがあります。

  • Recovery Manager for Oracle EE を、“EE版”または“EE”と略しています。

  • Recovery Manager for Oracle SE を、“SE版”または“SE”と略しています。

  • Oracle Solaris は、“Solaris”と記載することがあります。

  • Solaris上で動作する Recovery Manager for Oracle を、“Solaris版 Recovery Manager for Oracle”または“Solaris版”と略しています。

記号について

特に注意すべき事項には以下の記号が付いています。

注意

注意事項について説明します。

ポイント

ポイントとなる内容について説明します。

参照

詳しい説明などの参照先について説明します。

例題を用いて説明します。

参考

参考となる情報について説明します。


輸出管理規制について

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。

登録商標について

UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。

Oracle とJava は、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。

文中の社名、商品名などは各社の商標または登録商標である場合があります。

本資料に記載されているシステム名、製品名などには、必ずしも商標表示を付記していません。


お願い

本書を無断で他に転載しないでください。
本書は予告なしに変更されることがあります。


出版年月および版数

版数

出版年月

マニュアルコード

初版

2015年7月

J2S2-1640-02Z0(00)


著作権表示

Copyright 2004-2015 FUJITSU LIMITED