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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

19.2.3 オフラインバックアップ情報入力画面

「オフラインバックアップ情報入力画面」で設定する項目について説明します。

設定する情報は、「基本情報」の「データベースファイル種別」および「データベースバックアップ方法」により異なります。


「データファイルバックアップ方法」が「ACM(OPC)」「ACM(QuickOPC)」の場合
「データベースファイル種別」が「ファイルシステム」の場合

ACM/ファイルシステムの場合」を参照してください。

「データベースファイル種別」が「ASM」の場合

ACM/ASMの場合」を参照してください。

「データファイルバックアップ方法」が「CCM(QuickOPC)」の場合

CCMの場合」を参照してください。


ACM/ファイルシステムの場合

オフラインバックアップ対象ボリュームの情報を設定します。

項目名

項目値

バックアップ元ボリューム

ターゲットデータベースのデータベースファイルが格納されている領域の、物理ディスクのボリュームを指定してください。

  • 指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「\」、「-」、「:」、「.」、「@」です。

  • 128文字以内を推奨します。

  • 「@」以降のノード名(論理ノード名)も含めて指定してください。

バックアップ先ボリューム

オフラインバックアップ先ボリュームを指定してください。

  • 指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「\」、「-」、「:」、「.」、「@」です。

  • 128文字以内を推奨します。

  • 「@」以降のノード名(論理ノード名)も含めて指定してください。

注意

  • 以下のすべてのデータベースファイル格納領域に対して設定を行ってください。

    • 制御ファイル

    • オンラインREDOログ・ファイル

    • データファイル(表領域)

    • 一時ファイル(一時表領域)

    • スタンバイREDOログ(Oracle Data Guard環境およびOracle Active Data Guard環境の場合のみ)

  • 最大行数は1024行です。

  • バックアップ元ボリューム、バックアップ先ボリュームは、ACMのswsrpvolinfoコマンドで表示されるOriginal-Volume、Replica-Volumeを「@」以降のノード名(論理ノード名)も含めて指定してください。

参照

swsrpvolinfoコマンドについては、「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド」を参照してください。


ACM/ASMの場合

オフラインバックアップ対象ボリュームの情報を設定します。

項目名

項目値

ASMディスク・グループ名

ターゲットデータベースのデータベースファイルが格納されている領域のASMディスク・グループ名を指定してください。

  • 指定可能な文字は、半角英数字と一部の記号(「_」、「#」、「$」)です。

  • 最大長は30文字です

  • ASMディスク・グループ名の先頭に「+」を指定しないでください。

バックアップ元ボリューム

ターゲットデータベースのデータベースファイルが格納されている領域の、物理ディスクのボリュームを指定してください。

  • 指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「\」、「-」、「:」、「.」、「@」です。

  • 128文字以内を推奨します。

  • 「@」以降のノード名(論理ノード名)も含めて指定してください。

バックアップ先ボリューム

オフラインバックアップ先ボリュームを指定してください。

  • 指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「\」、「-」、「:」、「.」、「@」です。

  • 128文字以内を推奨します。

  • 「@」以降のノード名(論理ノード名)も含めて指定してください。

注意

  • 以下のすべてのデータベースファイル格納領域に対して設定を行ってください。

    • 制御ファイル

    • オンラインREDOログ・ファイル

    • データファイル(表領域)

    • 一時ファイル(一時表領域)

    • SPFILE

    • スタンバイREDOログ(Oracle Data Guard環境およびOracle Active Data Guard環境の場合のみ)

  • 最大行数は1024行です。

  • バックアップ元ボリューム、バックアップ先ボリュームは、ACMのswsrpvolinfo”コマンドで表示されるOriginal-Volume、Replica-Volumeを「@」以降のノード名(論理ノード名)も含めて指定してください。

参照

swsrpvolinfoコマンドについては、「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド」を参照してください。


CCMの場合

オフラインバックアップ対象ボリュームの情報を設定します。

項目名

項目値

ASMディスク・グループ名

ターゲットデータベースのデータベースファイルが格納されている領域のASMディスク・グループ名を指定してください。

  • 指定可能な文字は、半角英数字と一部の記号(「_」、「#」、「$」)です。

  • 最大長は30文字です

  • ASMディスク・グループ名の先頭に「+」を指定しないでください。

コピーグループ

ターゲットデータベースのデータベースファイルが格納されている領域のASMディスク・グループに属するボリュームの、CCMコピーグループを指定してください。

  • 指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「-」、「#」、「.」、「+」です。

  • 半角英数字で始まる値を指定してください。

  • 最大長は64文字です。

コピーペア

ターゲットデータベースのデータベースファイルが格納されている領域のASMディスク・グループに属するボリュームの、CCMコピーペアを指定してください。

  • 指定可能な文字は、半角英数字および、以下を除く記号です。

    「~」「%」「@」「*」「?」「"」「<」「>」「/」「|」「&」「;」「^」「=」

注意

  • 以下のすべてのデータベースファイル格納領域に対して設定を行ってください。

    • 制御ファイル

    • オンラインREDOログ・ファイル

    • データファイル(表領域)

    • 一時ファイル(一時表領域)

    • SPFILE

    • スタンバイREDOログ(Oracle Data Guard環境およびOracle Active Data Guard環境の場合のみ)

    上記のデータベースファイルが格納されているASMディスク・グループに属するボリュームをすべて指定してください。また、複数のASMディスク・グループで同一ボリューム(コピーペアのコピー元ボリューム)を使用している場合、同じコピーペアの設定で、ASMディスク・グループ数分の行を設定してください。

  • 最大行数は1024行です。

  • コピーグループは、CCMの“acgroup list”コマンドで表示されるグループ名を指定してください。

  • コピーペアは、CCMの“acgroup detail -g <コピーグループ>”コマンドで表示されるコピーペアを指定してください。

参照

acgroupコマンドについては、「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド」を参照してください。