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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

6.1.4 インストールの後に

本製品をインストールした後に必要な作業について説明します。


RMfO環境変数設定ファイルの設定

本製品のすべての運用環境で共通に使用する環境変数を定義するファイルを、RMfO環境変数設定ファイルと言います。
RMfO環境変数設定ファイルに定義された環境変数は、本製品を使用するときだけ有効になります。
RMfO環境変数設定ファイルは、以下のファイル名で用意されています。

installdir\conf\user\rmfo_env.bat

installdir : 本製品のインストールフォルダー

本製品を動作させるために必要な環境変数を、RMfO環境変数設定ファイルに設定してください。
以下に、RMfO環境変数設定ファイルの設定について説明します。

注意

クラスタ構成の場合は、本製品をインストール済みのすべてのクラスタ構成ノードで、環境変数の設定・確認を行ってください。

RMFO_JAVAPATHの設定

本製品をインストールしたデータベースサーバにログインし、管理者権限でRMfO環境変数設定ファイルを編集して、以下の環境変数を定義してください。

環境変数

設定値

RMFO_JAVAPATH

本製品実行時に使用する、Java実行環境のパス

RMfO環境変数設定ファイルの記述例

set RMFO_JAVAPATH=C:\Program Files\Java\jre1.7.0_65\bin

ポイント

RMfO環境変数設定ファイルに定義が必要な環境変数はRMFO_JAVAPATHのみですが、そのほかに本製品を使用する場合のみ有効にしたい環境変数がある場合は、RMfO環境変数設定ファイルに環境変数の定義を追加してください。

ただし、ACMに関する環境変数(SWSTGNODE環境変数など)は、SWSTGNODE設定ファイル(rmfo_swstgnode.bat)で設定してください。SWSTGNODE設定ファイルについては、「7.2.9 SWSTGNODE設定ファイルの設定」および「8.2.9 SWSTGNODE設定ファイルの設定」を参照してください。


Webブラウザ設定ファイルの設定

Webブラウザ設定ファイルは、本製品の画面からヘルプを表示する際に使用するWebブラウザを設定するファイルです。

通常は、サポート対象ブラウザがデフォルトで設定されているため、変更する必要はありません。
Webブラウザのインストール先をデフォルト以外の場所にしている場合などは、必要に応じて変更してください。


Webブラウザ設定ファイル

Webブラウザ設定ファイルは、以下のファイルです。

installdir\conf\user\rmfo_help.ini

installdir : 本製品のインストールフォルダー


設定方法

デフォルトで、以下の値が設定されています。
変更する場合は、管理者権限で「BROWSER=」以降の太字の部分を変更してください。

BROWSER=C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe

注意

上記の太字部分以外は変更しないでください。

注意

クラスタ構成の環境でWebブラウザ設定ファイルを変更する場合は、本製品をインストール済みのすべてのクラスタノードの設定ファイルを変更してください。