本製品の導入・運用を行うOSユーザー(動作ユーザー)は、導入・運用サーバの管理者権限を持つ必要があります。
使用可能なユーザーは以下のとおりです。
アカウント種別 | UACが有効の場合 | UACが無効の場合 |
ビルトインAdministratorアカウント | ◎ | ◎ |
管理者権限をもつユーザーアカウント | ○ | ◎ |
標準ユーザーアカウント | ○ | × |
◎ : そのまま実行できます。
○ : 管理者権限で実行する必要があります。
× : 本製品の機能を実行できません。
また、動作ユーザーは、以下のどちらかのグループに属する必要があります。
ora_dbaグループ
ora_<homename>_dbaグループ (*1)
(*1) <homename>は任意の文字列です。ターゲットデータベースとリカバリ・カタログ・データベースのORACLE_HOMEが別の場合、両方のora_<homename>_dbaグループに属する必要があります。
導入から運用まで、同じOSユーザーを使用して本製品の機能を実行してください。
また、ビルトインAdministratorアカウント以外で機能を実行する場合、以下のような方法で、管理者権限で実行してください。
画面から機能を実行する場合
[スタート]メニューから共通メインメニュー画面を起動する際に、「管理者として実行」で画面を起動して、機能を実行してください。
コマンドで機能を実行する場合
以下の方法などで、管理者権限で機能を実行してください。
「管理者として実行」で起動したコマンドプロンプト上でコマンドを実行する
コマンドプロンプトでRUNASコマンドを使用してユーザー切り替えを行い、機能を実行する
タスクスケジューラーを使用する場合は「最上位の特権で実行する」を指定して、機能を実行する