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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.3

F.2.2 状態遷移プロシジャの起動優先度の変更

状態遷移プロシジャの起動優先度の変更は以下の手順で行います。本作業は、変更する状態遷移プロシジャを使用するプロシジャリソースが登録されている全てのノードで行います。

注意

状態遷移プロシジャの起動優先度を変更する場合は、クラスタアプリケーションの構成変更からプロシジャリソースを削除し、プロシジャリソースを再作成する必要があります。

クラスタアプリケーションの構成変更については、”8.1.1 クラスタアプリケーションの構成変更”を参照してください。

◆操作手順

  1. システム管理者権限でログイン

    プロシジャリソースの状態遷移プロシジャを変更するノードにシステム管理者権限でログインします。

  2. プロシジャリソースの起動優先度の変更

    clsetprocrsc(1M)コマンドを使用して、プロシジャリソースの起動優先度を変更します。

    参照

    clsetprocrsc(1M)コマンドの詳細については、clsetprocrsc(1M)のマニュアルページを参照してください。

    ノード識別名がNODE1であるノードに登録されている、リソースクラスがBasicApplicationクラスで、リソース名がSDISKであるプロシジャリソースの起動優先度を10000に変更する場合

    # /etc/opt/FJSVcluster/bin/clsetprocrsc -n SDISK -c BasicApplication -s NODE1 -p 10000