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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.3

A.10.4 GDS構成のワークシート

以下にGDS構成のワークシートの作成例を示します。

●システム構成例の場合

システム構成例の場合、以下のように設定します。

次に、さまざまな場合のGDS構成のワークシートの作成例を示します。

●例1.ディスクをシングルディスクとして管理する場合:

物理ディスク c3t4d5 にシングルボリューム Volume1、Volume2 を作成する場合の例です。

●例2.ディスクをミラーリングしないが、後でミラー構成に変更する可能性がある場合:

物理ディスク c3t4d5 のみで構成されるミラーグループ Group1 を作成し、Group1 にミラーボリューム Volume1、Volume2 を作成する場合の例です。

Group1 は1本のディスクのみで構成されるため、Volume1、Volume2 はミラーリングされません。ただし、後で Group1 に別のディスクを追加することにより、Volume1、Volume2 をミラー構成に変更することができます。

●例3.ディスクをミラーリングする場合:

物理ディスク c3t4d5、c4t5d6 で構成されるミラーグループ Group1 を作成し、Group1 にミラーボリューム Volume1、Volume2 を作成する場合の例です。

●例4.ディスクをストライピングする場合:

物理ディスク c3t4d5、c4t5d6 で構成されるストライプグループ Group1 を作成し、Group1 にストライプボリューム Volume1、Volume2 を作成する場合の例です。

●例5.ディスクをコンカチネートする場合:

物理ディスク c3t4d5、c4t5d6 で構成されるコンカチネーショングループGroup1 を接続し、Group1 にボリューム Volume1、Volume2 を作成する場合の例です。

●例6.ディスクをストライピングし、さらにミラーリングする場合:

物理ディスク c3t4d5、c4t5d6 で構成されるストライプグループ Group2 と、物理ディスク c3t4d6、c4t5d7 で構成されるストライプグループ Group3 とで構成されるミラーグループ Group1 を作成し、Group1 にボリューム Volume1,Volume2 を作成する場合の例です。